約 3,515,426 件
https://w.atwiki.jp/ijimeohtu/pages/65.html
当wikiへの要望 ここはボランティア編集に対する要望ページです。 事件に対するご意見などは【事件に対する意見】へお願いします。 山田のページにある奈々緒ブログへのリンクは掲載されてる理由が解る人います?理由不明なら削除(コメントアウト)しますけど。 -- 名無しさん (2012-07-23 19 29 09) 左右のメニューが改ざんされた時は、【表示】→【このウィキの全ページ一覧】を選び、「メニュー」もしくは「右メニュー」を開き、【表示】から【編集履歴】を選んで、正常な状態のメニューの「復元」ボタンを押してください。 -- 名無しさん (2012-07-23 19 30 38) カウンターの方はどうにも出来ないですか?今見て吃驚したので、直せるのであれば直したらどれだけの人間が見てるか初見の人でも解りやすいかと思ったのですけど。 -- 名無しさん (2012-07-23 19 43 46) カウンターはページ毎のカウントアップ。例)「当wikiへの要望3」は今さっきできたので昨日のカウント人数は0。 -- 名無しさん (2012-07-23 19 50 59) (2012-07-23 19 29 09)最初の頃に貼ってあったスクショ画像持ってるけどなぜ消されたのか分からないんだけど・・・ -- 風 (2012-07-23 21 39 54) 本事件についてコメントを表明した著名人、本来コメントすべき立場なのにコメントしていない著名人をまとめるページをつくりませんか? -- 名無しさん (2012-07-23 21 48 45) http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3230386.jpg http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3230363.jpg http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3230370.gif http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3230373.pngの質問に対し http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3230377.pngと答える http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3230392.gif反省なし いずれも7月以前からあるアカウントとのこと。 順番などは任せる。 -- 風 (2012-07-23 22 51 01) とにかく、風化してウヤムヤだ・け・は、避けたい! -- 名無しさん (2012-07-23 22 53 10) (2012-07-23 19 50 59)>なるほど。いじられてるのかと、思ってしまったので。ありがとう。 -- 名無しさん (2012-07-23 23 00 11) 教育委員会の国旗 http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3230731.jpg http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3230737.jpg 縦横比も違うし赤まる部分が大きい。 一説には韓国側が日本を侮辱する為に「生理ナプキン」の意味で作った物と言われている。 現行犯で「国旗国歌法第1条 違反」になっている。 -- 風 (2012-07-23 23 09 41) (2012-07-23 22 51 01)も (2012-07-23 23 09 41)も画像保存期間は7日間。このwikiにうpするなら画像をアップロードしてちょうだい。 -- 風 (2012-07-23 23 15 14) ☆ マロママが特定されたとデマが拡散される可能性が出てきたのてせ注意してください ☆ -- 名無しさん (2012-07-23 23 24 58) (2012-07-23 23 24 58)ですが、2chで検証結果から可能性が薄いのに、何度も「確定」とか「○○でok?」などをコピペして強調している人がいます。ソース0なので編集のほうは大丈夫だと思いますが、事件への~に拡散されないか、注意ご協力お願いします。 -- 名無しさん (2012-07-23 23 26 55) 運営様、思っている以上に当事件の風評被害が深刻みたいです。当サイトでも大々的にご注意頂けないでしょうか?一応リンクも載せておきます。http //alfalfalfa.com/archives/5697015.html http //www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012072302000092.html -- 名無しですが・・・ (2012-07-24 00 13 03) (2012-07-23 19 29 09)たぶん(2012-07-23 22 51 01)のスクショを貼るにあたって妨害が少しずつ削除していったのでは? -- 風 (2012-07-24 00 51 35) (2012-07-24 00 13 03)適切だと思う注意文を自分で作って掲載したらどうかな? -- 名無しさん (2012-07-24 00 55 29) (2012-07-24 00 13 03)自分は運営でも管理人でもないけど既に「偽情報」ページが整理されているので「コピペブログやアフィブログ」が訂正するかどうかはそのブログ次第だし、訂正しないブログ主が訴えられても仕方がない。 -- 風 (2012-07-24 00 56 23) トップページの「現在までの流れ」内の日付が空欄になっていた部分を、できる限り埋めてみました。奥様方の活躍状況はわからず空けてあります。わかる方がいましたらお願いします。 -- 名無しさん (2012-07-24 01 05 17) ★大津署への告訴状・全6容疑 (自殺日2011年10月11日(火)朝8:20分頃) ①暴行 ②恐喝 ③脅迫 ④強要 ⑤窃盗強要 ⑥器物損壊 法で逮捕は14歳以上、13歳以下は非行事実で保護となる。 当時14歳だった山田と小網は逮捕なるが、木村だけは当時13歳で保護扱いとなる。 ★登記事項証明書(登記簿)(木村会社、小網家、森山家の三種) http //taniuta.utun.net/top.html 既女板から転載、各ページの更新( ゚д゚)ノ ヨロ -- 風 (2012-07-24 02 58 25) 編集者 121.95.58.74 | 「中務 ゆうた」ページ作成&編集。写真は以前偽認定したジャニーズ事務所少年じゃないか?要確認。 -- 名無しさん (2012-07-24 04 51 12) 誤情報からネットでの活動が糾弾方向にある模様。メニューだけでなくTOPの目立つところにも「偽情報」リンクを張り、「真偽を確認の上自己責任で」云々の文言を入れたほうがよい気がします。編集方法がわからず提案しか出来ません。すみません。 -- 名無しさん (2012-07-24 09 44 12) 突然、加害生徒4人目が追加されたが、根拠などの説明が必要。偽情報なら削除すべき -- 岩 (2012-07-24 12 38 02) 編集者 121.95.58.74 | 「中務 ゆうた」ページ作成&編集。特異な事にコメント欄が設けられている。設置の根拠など報告して下さい。暫定として偽情報の可能性ありとして記述させて頂きます。 -- 風 (2012-07-24 13 25 40) TOPページの現在までの流れが長く見にくくなってきたので、最新を上にし、古いものを下(現在と逆順)とか、月ごとで分けるとか工夫したほうが良いように思いますが、どうでしょうか? -- 名無しさん (2012-07-24 13 43 46) 「中務 ゆうた」ページ、オカルト板からの出所らしき記述を既女板で見かける。既女板では普通に3人が加害として大人側の背後関係が語れる。削除でいいと思う。。。 -- 風 (2012-07-24 20 54 24) 「中務 ゆうた」ページについて偽情報ページへ記載よろしく。 -- 風 (2012-07-24 21 10 14) トップページの「現在までの流れ」を分割してほしい:比較的重要でないニュースを分離 -- もみじ (2012-07-24 21 29 50) 偽情報ページに載せることで残っちゃうから、出回ってるわけでもない荒らしがのせたデマは偽情報に載せず、さっくり削除でいいと思うよ -- 名無しさん (2012-07-24 21 33 08) (2012-07-24 21 33 08)おk。「デマ人物が記載された」でいいと思う。 -- 名無しさん (2012-07-24 21 34 49) イジメに耐えてきた全国の弱者にも手を差し伸べるべく、他のイジメ事件のリンク集を作ってほしい。いいたい事がいっぱいある。 -- 名無し (2012-07-24 21 39 40) トップページの「現在までの流れ」と「大まかな事件経緯」、新しい情報を上にするのに賛成です。この2つの情報を分けた方が良いのも賛成(でもどう分けるかに悩む)。トップページ下の「外部のまとめサイト」は「その他」に移動して良いですね(削除してもいいくらい)。 -- 名無しさん (2012-07-24 22 39 24) (2012-07-24 21 39 40)お前が作ればいい。ここは「大津」のwikiだ -- 名無しさん (2012-07-25 07 28 52) 大津「いじめ」事件の情報拡散に見る SNS活用のダークサイド⇒http //newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20120725-00035711-biz_jbp_j-nb p=1 -- 名無しさん (2012-07-25 12 30 58) トップにニュース貼る方、「報道まとめ1」にもお願いします。 -- 名無しさん (2012-07-25 17 33 55) 「事件に対する意見14」のコメント欄削除がなぜか出来ないので頼みます -- 名無しさん (2012-07-25 18 13 37) 「事件に対する意見14」、容量が大きすぎてダメだったみたいです。オーバー分を「事件に対する意見15」にコピペ移動しておきました。管理者じゃないとできないこと、結構あるんですよね・・・。 -- 名無しさん (2012-07-25 18 25 58) (2012-07-25 18 25 58)ありがとう。そうですね、管理者権限がないと出来ないことありますよね。 -- 名無しさん (2012-07-25 18 35 26) 平成23年12月教育委員会定例会会議録 (要旨) http //www.city.otsu.shiga.jp/www/contents/1212116283430/activesqr/common/other/4f0eb575002.pdf 既出で無ければ保存しておいて欲しいです。 -- 名無しさん (2012-07-25 18 55 59) 山田のページの菜々緒ブログへのリンクをコメントアウトし、ページに添付された画像からいくつかGREE発言の画像を掲載しておきました。 -- 名無しさん (2012-07-25 21 34 20) そろそろトップページの構成をどうするか考えて実行しないと1ページの限界になると思うのだけれど。 -- 風 (2012-07-26 07 25 44) 誰かが言ってたように「トップページ」と「現在までの流れ」と「大まかな事件経緯」の分割でいいと思う。。。 -- 風 (2012-07-26 07 32 58) 滋賀県の少年犯罪について、滋賀県全域において学内の少年犯罪が逮捕されず放置されている懸念があります。この懸念についてもまとめの一部に紹介してほしい。http //sightfree.blogspot.jp/2012/07/blog-post_22.html -- sight (2012-07-26 07 42 48) とりあえずトップページを分割しました。トップページには分割したむね書きましたがまだ残してあります。分割後のページは左メニューにはトップ以下に並べましたがもっとスマートに編集出来る方は編集作業をよろしくお願いします。 -- 風 (2012-07-26 08 24 12) 無関係な方の情報は削除すべきでは?「意見・要望」の過去ログにもそのような誤った情報があります。管理者じゃないと編集できないところがあるのでよろしくお願いします。 -- 名無しさん (2012-07-26 08 31 27) 意見・要望の過去ログ見てきましたが、無関係な方の間違った情報がいまだそのまま載っています。管理者権限で訂正お願いします -- 名無しさん (2012-07-26 08 51 48) 議事録や市教育委員会の報告書を 隠蔽工作されない為にも まとめて欲しいです。 -- 名無しさん (2012-07-26 09 05 38) 自分は管理者権限を持っていませんが「ガバっと多く削除」と「同じページを頻繁に短時間に削除」は普通の編集作業では出来ません。改ざん防止にロックが入っています。 -- 風 (2012-07-26 09 12 06) (2012-07-26 08 51 48)どれが間違った情報か、削除依頼の理由を添えて管理人さんにメールを。 -- 名無しさん (2012-07-26 09 41 34) 風さん、分割は反対です。レビュー数を見てもらえばわかるように9割の訪問者はトップページしか見ていません。分割すると情報が目に留まらなくなります -- 名無しさん (2012-07-26 10 52 17) 容量が問題でしたら、ボックスの中に別表示する方法もあるかと思います -- 名無しさん (2012-07-26 10 58 03) 大津いじめ自殺 教育長が「こっちも被害者」と発言 週刊朝日 7月23日(月)16時0分配信 http //zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120723-00000005-sasahi-soci -- まっち (2012-07-26 11 50 53) 分割に反対ならエレガントに解決して下さい。ちなみにレビュー数の分析方法は違うと思います。 -- 風 (2012-07-26 11 57 36) 我々にできる事 のツリーにある今すべきことのページをそろそろ改定すべきです。情報の拡散時期はすでに終わり今は本当にイジメ問題の解決を望む人たちがこのwikiを参照しに来てるんではないでしょうか。イジメ自殺を防ぐためにどうするかというステップに入るべきだと思います。 -- 奥様186号 (2012-07-26 12 02 45) 風さん、どう違いますか?また話し合いもせずに勝手に分割する風さんの方法は理解しかねます -- 名無しさん (2012-07-26 12 09 19) (2012-07-26 12 09 19)「トップページだけ9割」じゃあ他の100以上のページ「合計は1割」なのですか?トップページ分割の話は以前から出ています、あなたは分割以外に提案議論に参加しましたか?その提案方法が受け入れられましたか?発言時間を指定して教えて下さい。 -- 風 (2012-07-26 12 22 48) アクセス数を見てください。分割提案にどなたも乗っていなかったでしょう。それが答えです。 -- 名無しさん (2012-07-26 12 25 33) みんなで更新してるトップページ情報を削除するのを風さんの一存でするのは思い上がりでは -- 名無しさん (2012-07-26 12 29 45) 提案です。(1)分割したまま「現在までの流れ」&「大まかな事件経緯」をトップに引用表示。(2)「大まかな事件経緯」は裁判関係の記録とし、他は「現在までの流れ」にまとめる。情報分別に統一感がなくなってきてるため。(3)この2つのページ、新しいものを上に表示してボックス表示などを活用して情報整理。 -- 名無しさん (2012-07-26 12 34 27) (2012-07-26 12 34 27)仲裁案ありがとうございます。自分はそれで賛成です -- 名無しさん (2012-07-26 12 36 14) 奥様186号 同意。…と思って、途中まで編集を試みたけど「すべきこと」は各自が感じることで指示されてすることじゃないんですよね。。。なので、保留中。(個人的にはこのページない方がいいかも、と思う) -- 名無しさん (2012-07-26 12 38 43) (1)終了しました。(風さんが分割してくれた各2ページを引用表示してます。) -- 名無しさん (2012-07-26 12 46 58) なぜ「一存」になるのか理解出来ません。最初の分割案は他の方から出されています。何も自分は分割が最善とは言っていません。分割以外で綺麗に編集して容量もオーバーしない方法があるならどうぞ編集作業して下さい。 それとアクセス数の集計結果が提示されないで「見て下さい」は人を馬鹿にしているのですか。出来るならさっさとトップページの編集作業に入って下さいよ、もう間もなく容量オーバーしますよ。 -- 風 (2012-07-26 12 48 19) (3)一部終了しました(情報整理はまだできてない) -- 名無しさん (2012-07-26 13 08 58) (2012-07-26 13 08 58)乙です、逆表示で新情報が見易くなりましたね -- 名無しさん (2012-07-26 13 43 20) (2012-07-26 12 29 45)そのとおり。風は自己中になっている気配が見受けられる。 -- 名無しさん (2012-07-26 15 46 37) 「意見・要望24」今朝大分削除されているけど、どうします?@2012/07/26 (木) 08 48 54 -- 名無しさん (2012-07-26 16 22 22) 無関係に凸された病院の方の名前や情報は消しました。それ以外ならば訂正お願いします。ですが病院の方や母親と間違われた名前を載せないで頂きたい -- 名無しさん (2012-07-26 18 01 55) 病院の方と母親と間違われた無関係な方の名前は極力wikiから削除して頂きたい。 -- 名無しさん (2012-07-26 18 17 27) 連続する130以上のコメントを消した方ですか?↑上にも書いてる方がいる通り「(2012-07-26 08 51 48)どれが間違った情報か、削除依頼の理由を添えて管理人さんにメールを。」です。何事にもルールがあると思いますので・・・。他の編集者の意見待ち。 -- 名無しさん (2012-07-26 18 50 52) ↑病院関係の方にご提案です。事故直後の被害者の搬送先が名前のあがっている病院”ではなかった”ことが明確になっていないため、しこりが残っている状態だと思います。そのこと、及び、加害者生徒と病院関係者が血縁関係にはないことを明確に発表してはいかがでしょうか。 -- 名無しさん (2012-07-26 18 59 45) 発表というのはwiki上ですか? -- 名無しさん (2012-07-26 19 06 50) 管理者様のメールアドレスを教えていただきたい。こちらでの削除が不可能ならばそちらで削除して頂きたい。 -- 名無しさん (2012-07-26 19 10 19) いえいえ、公式HP上で、です。 -- 名無しさん (2012-07-26 19 13 09) 管理人様への連絡はフォームのようです。 -- 名無しさん (2012-07-26 19 14 11) >いえいえ、公式HP上で、です。 自分にはそこまでの権限はありません。病院関係者でもありません。無関係と分かった方の名前は削除してもらいたいだけですので。 -- 名無しさん (2012-07-26 19 19 06) 管理者様の連絡フォームが見つからないのですが…どこにあるのでしょうか? -- 名無しさん (2012-07-26 19 20 12) [@wikiご利用ガイド -- 名無しさん (2012-07-26 19 28 45) 間違えました。「@wikiご利用ガイド」などにてご確認ください。管理者様へ連絡が殺到するのを防ぐためここに書くのを控えさせていただきます。 -- 名無しさん (2012-07-26 19 29 53) この事件を全国区どころか世界区にし、マスコミ単独での限界はネットの力が加わる事で突破できる事をも示したここの功績は大きい。この事件が正しく解決される日が来るともちろん信じてるけど、その後もここには『歴史の証人』として、この事件の真実の記録を残し続けて欲しい。 -- 名無しさん (2012-07-26 19 35 38) 間違えました。「@wikiご利用ガイド」などにてご確認ください。管理者様へ連絡が殺到するのを防ぐためここに書くのを控えさせていただきます。 -- 名無しさん (2012-07-26 19 29 53) -- 名無しさん (2012-07-26 19 40 15) すみません。分かりました。ですがこちらの皆様でも無関係な方の情報の削除はお願いしたい。管理者様にも連絡する所存です。 -- 名無しさん (2012-07-26 19 41 30) (2012-07-26 19 35 38)ネットでの忘れる管理が認められたら真っ先に消える種類のサイトの一つだね。ここ -- 名無しさん (2012-07-26 20 50 46) ☓管理 ○権利 -- 名無しさん (2012-07-26 20 51 01) 忘れられる権利は犯罪者には認められない方向ですよ! クローズアップ現代より -- 名無しさん (2012-07-26 21 16 11) 被害者の死亡診断書を書いた方なあ -- 名無しさん (2012-07-26 21 51 27) 沢村教育長@青木悠君事件の加害者責任もみ消しはガジェット通信のガセらしいです。ソースは「大津いじめ重要レス保存4」スレの721あたり。前にwiki編集ミスったkotogaので -- 名無しさん (2012-07-26 23 38 34) 途中で投稿してしまいました、すみません;前にwiki編集ミスったことがあるので、どなたか精査のうえ編集していただければ; -- 名無しさん (2012-07-26 23 39 49) タバスコのコピペ荒らし(121.95.58.74)は、いい加減アク禁にしてくれ。 -- 名無しさん (2012-07-26 23 42 37) (2012-07-26 23 42 37)NTTドコモにクレーム出したけど「個人情報保護」で無視されましたが -- 名無しさん (2012-07-27 06 28 38) (2012-07-26 21 16 11)刑期が終わったら残す理由は何一つありません。消して当然でしょう。 -- 名無しさん (2012-07-27 06 29 37) 失礼、今回のIPアドレスはinfowebか。富士通にクレーム送るわ。 -- 名無しさん (2012-07-27 06 30 46) 「しない させない 越境入学」で検索してみてください。同和地区差別、部落差別だと言われイジメられっこは違う学校に通えません。 -- 名無しさん (2012-07-27 08 02 03) 「いじめられている君へ」のページ(http //www48.atwiki.jp/tukamarosiga/pages/164.html)は不要ではないだろうか。ここはいじめにかんする総合的なWikiではないし。それにメニューに追加する気のないページ作成は原則NGとすべきではないかと。 -- 名無しさん (2012-07-27 08 16 45) (2012-07-27 08 02 03)当wikiへの要望とは異なる内容です。 -- 名無しさん (2012-07-27 08 22 08) (2012-07-27 08 16 45)メニューに入ってるよ、その他の項目 -- 名無しさん (2012-07-27 11 48 03) どこに書いていいかわからないのでここで聞きますが「重要と思われるレス3」の内閣府 賞勲局へのメールについて、送る内容は澤村みたいな非常識な人間に勲章与えないで下さいって言えばいいのですか? -- 名無しさん (2012-07-27 13 13 48) 海外鯖ミラー管理している者です。最近、本家Wikiの内容を海外鯖ミラーと同期させる作業に、手が余りつけられなくなったので、お手すきの方御座いましたら更新作業をして頂けると幸いで御座います。編集できないところがあれば教えて下さい。 PS 葵さんのHP、また以前と同じエラーで落ちてますね・・・、鯖転送量がよろしくないのでしょうか・・・ -- 虞 (2012-07-27 15 00 57) 関連動画で不適切な動画のリンクがありますが消した方がいいと思います。 -- 名無しさん (2012-07-27 20 35 02) 関連動画は、TV放送等のメディアからのニュース関連と、それ以外(UPしたユーザさんによる情報のまとめや意見、訴えかけ、電凸の実録等)の動画、に分けた方が良いような気がします。(上手く説明できませんが、公と私、というイメージに近いです。個人的にですが。) -- 名無しさん (2012-07-27 20 56 47) (2012-07-26 08 24 12) (2012-07-26 12 46 58) 一般有志によるTOP編集不可を回避してくださったことに、一編集人として感謝します。ありがとうございました。 -- 名無しさん (2012-07-27 21 06 51) ニュース自動収集の設置者さんすごい!これは便利ですね!! -- 名無しさん (2012-07-27 22 43 36) (2012-07-27 20 56 47) カテゴライズしました。投稿者の考え等が動画内に記されているものは、内容が報道ベースであっても個人製作に分類しています。 -- 名無しさん (2012-07-27 22 56 35) ネットに上がっている保護者会の音声やアンケート結果の一部、加害者の母親が配布したビラも掲載しては? -- 名無しさん (2012-07-27 23 50 25) もともとの『チャリできた』画像はhttp //matome.naver.jp/odai/2132672408637310601に出ているもの。偽情報ページのhttp //www.polskajestkobieta.org/wp-content/uploads/2012/07/3f55b1c7.jpgは、一番左の人物をツカマロに加工してあります。偽情報として載せるなら、元ネタ画像のほうが良いのでは?編集の方法しらべてもよくわからないし、お願いできるなら、方法わかってるかたにお願いしたいです。面倒かけますが; -- 名無しさん (2012-07-28 03 52 12) 加害者の顔に加工してあっても関係無い人間(他の三人)が一緒に映ってるんだから偽情報で良いよ -- 名無しさん (2012-07-28 10 22 35) (2012-07-28 03 52 12)です。関係のある人間が「この人たちは無関係」とされている場所に居ことに違和感を感じるんです。関係あるのに、なんでココに居るの?って。それよりも、元ネタ画像に戻すことに問題があるのでしょうか… -- 名無しさん (2012-07-28 10 26 31) 編集者じゃないから編集者の意図は知らないけど、無関係の人間に関係のある人間が混じってる事が問題だと思うよ。麻呂は名前が目立つし画像が多い分、一番、顔は知られてるでしょう? 一片の事実が混じってるデマの方が信憑性がある分、性質が悪い。 -- 名無しさん (2012-07-28 10 46 42) (2012-07-27 22 56 35)お疲れ様です。報道まとめいじくってる者です。 報道系の動画は見たい人も多いと思うので、「報道まとめ」 「動画」を新規作成して移動した方がいいかも? -- 名無しさん (2012-07-28 20 17 44) 「事件後の加害者の保護者の対応」は新規ページ不要だと思います。 -- 名無しさん (2012-07-28 20 19 31) 連チャンです。局発信ではないテレビ番組動画を載せるのはあまり良くないと思う(著作権絡み)。細かいこと言ってすみません。法律詳しい方、対応お願いします。 -- 名無しさん (2012-07-28 20 22 19) 最近接続できなかったから、ひどく遅いコメント書き込むけど。誰かが提案して反対なら、ちゃんと反対の意見も書こうよ。なにも書かずにスルーしといて、反対だったからレスがなかったんだ、はおかしくないかい、 -- 名無しさん (2012-07-29 19 30 29) 貝塚市いじめとかはwikiないんだな -- 名無しさん (2012-07-29 19 36 08) (2012-07-28 20 22 19)動画見てないけどTVニュースなど放送録画は厳密には全部著作権関係はアウト。使用料を払うならべつだけど。ブログからなにから二次使用が多いからいちいち突っ込まれないだけで厳密にはアウトだからYouTubeとか削除されることが多い。対応策としては「一時的な使用料を払う」か「映像そのものを買取」しないとただ削除しても損害金を言われる場合もあるので注意。 -- 風 (2012-07-29 23 25 02) ツカマロの母のとこ、新潮の保護者会の発言のソースの二つ目消えてね? -- 名無しさん (2012-07-30 01 12 46) (2012-07-28 03 52 12)(2012-07-28 10 26 31)の二つを書き込んだ者です。 (2012-07-28 10 46 42)さん、なるほどそういうこともありますね。では、提案なんですが、写真へのコメントに『※これは、「チャリできた」という有名なネタの画像』と記述して有る部分を『※これは、「チャリできた」という有名なネタの画像を加工し、ツカマロを加えて有るが他の3名は無関係。』のように変更できないでしょうか。先の提案では、4名とも無関係である【元ネタ画像】に戻したほうが良いのではと思いましたが、なんらかの理由があってあの画像を選んだのであれば、せめて…偽情報の中に彼の顔があるということが非常に不愉快だったものですから;これで却下なら諦めます。何度も失礼いたしました… -- 名無しさん (2012-07-30 01 20 32) 2ちゃん既女板でビラのテキスト起こしがあってテキストを保存しているのだが文春もそろそろ売り切った頃だろうしこちらに記載してもいいだろうと思う。どこら辺にテキストデータを入れたらいいだろうか?(個人名は伏字になっています) -- 風 (2012-07-30 02 25 18) 「新情報」をメニューから外しました(新情報を提供する目的を果たせていないため)。見えなくしただけですので、必要と思われる方は復活してください。 -- 名無しさん (2012-07-30 11 27 30) 自閉症の小学男児にいじめ 自閉症をからかうようなあだ名で呼ばれる 「死にたい」と転校 -- 名無しさん (2012-07-30 12 47 28) 自閉症の小学男児にいじめ 自閉症をからかうようなあだ名で呼ばれる 「死にたい」と転校 http //netpower1.blog14.fc2blog.net/blog-entry-1548.html これもあつかって欲しい。悪のどす黒さはかなりのもんだと思う。 -- 名無しさん (2012-07-30 12 49 32) http //mellow1.cocolog-nifty.com/mellowblog/2009/08/post-fbb7.html -- 名無しさん (2012-07-30 12 51 12) 署名や、問い合わせ、意見箱等このサイト閲覧者がこの事件の解明に協力出来る事一覧のような物が欲しいです。宜しくお願いします。 -- 名無しさん (2012-07-30 15 13 57) 風 (2012-07-30 02 25 18) 奥様方が動いた後なら時期的に安全かとおもいます(奥様方は板でデータをあげる時期も注意しあっていました)加害者の保護者の対応辺りでしょうか? -- 名無しさん (2012-07-30 19 13 21) (2012-07-30 15 13 57) こちらは情報をまとめることを主に扱って稲サイトです。別サイトで支援サイトを作りリンクをはるか、各自で編集できますので必要なら作ってください。ところで今やるべきことなどには目を通していただいてますでしょうか? -- 名無しさん (2012-07-30 19 15 44) 今すべきこと 少し追記しました。 -- 名無しさん (2012-07-30 19 24 40) 奥様方が他教職員の名前も調べ始めているが、桑としくわかってくるまで乗せるのは待って欲しい。万に一の可能性だけど、学年を受け持ってない教師が本当に知らされていなかった可能性もあるし、事件後きた教師もいる。他にいる重罪といっていい教師より先にそちらが晒されるのはまずいと思う。 -- 名無しさん (2012-07-30 19 27 37) 澤村について青木悠君事件に関連する事項も追記してよいだろうか?事件自体は関係性がないけれど、この事件を前例に胡坐かいている可能性が高いのは頭に入れておいてよい件だと思う。 -- 名無しさん (2012-07-30 19 31 27) そこでも関わってたのか澤村… 俺は追加に賛成 -- 名無しさん (2012-07-30 22 16 28) 青木悠君事件当時の校長が澤村で、加害者少年の見張り役にも皇子山中の生徒がいた。ソース自体をもたことはないからどこから引っ張ってくればいいのか今さがしてる。この事件を適当に言い逃れできたから今回も逃げられると思っているのでは、という話がでてる。 -- 名無しさん (2012-07-30 22 30 40) きっとこれまでも色んな事件を大津市は隠蔽してきたんだろうな ようやく明るみに出たんだから徹底的にやっていいと俺は思う -- 名無しさん (2012-07-30 22 32 45) 「澤村について青木悠君事件に関連する」部分はリンクで飛ばす方がいいと思う。前回と今回とで比べて新情報があるなら記述してもいいと思う。 -- 風 (2012-07-30 22 35 08) (2012-07-30 22 30 40) 間違った。事件当時でなく控訴審のときの校長。見張り役は無罪。 -- 名無しさん (2012-07-30 22 35 59) 2CHにならないように祈ります -- 名無しさん (2012-07-31 12 49 12) 「木村」ページで文春のまるごとコピーが載ってるが露骨だとまずくないか気になる。それと、ビラの欠けの無い文章は「事件後の加害者の保護者の対応」に載せておいた。ビラの写真も持ってるが必要ならうpするよ。 -- 風 (2012-07-31 16 06 53) (2012-07-31 16 06 53)乙です。ビラの写真に関してもどうぞよろしくお願いします。 -- 名無しさん (2012-07-31 16 16 19) http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3259320.jpg.html http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3259309.zip.html http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3259311.jpg.html http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3259313.jpg.html ビラと関連画像とアンケートエクセルファイルなど、 画像などはファイルのアップロードでいいのかしらん? DLで( ゚д゚)ノ ヨロ -- 風 (2012-07-31 16 29 45) 既女の方からマルシアさんの記事をどこかに載せて欲しいそうです。http //www.asahi.com/edu/news/TKY201207300428.html?ref=rss -- 風 (2012-07-31 20 47 35) こうやの「GREEでの発言」コメント欄いらないと思う。 -- 名無しさん (2012-08-01 00 16 26) いると思う -- 名無しさん (2012-08-01 00 18 45) いらないと思う(2人目) -- 名無しさん (2012-08-01 03 01 33) 木村の母親の、「憶測でものを言わないでください」に激しく憤りを感じる。死人に口なしを逆手にとるとは最低のゴミクズだ。この発言で、木嶋佳苗の事件を思い出した。「その現場を」「被害者の言葉を」誰も見ていなかった、あるいは聞いていなかったとしても、誰がどう考えても、火を見るより明らかな事実ってものがあるんだ。これは疑いなく、「いじめ殺人 -- 名無しさん (2012-08-01 09 23 18) (2012-07-31 16 29 45)本当に乙です。感謝します。 -- 名無しさん (2012-08-01 09 31 06) 左右メニューの全削除を復帰させました。 -- 風 (2012-08-01 11 19 19) 「トップページ」仮復旧させました。雑なやり方ですみません。 -- 風 (2012-08-01 11 37 48) (2012-08-01 09 23 18)ここに書き込む内容ではありません -- 名無しさん (2012-08-01 11 38 06) 復旧お疲れ様です(本当に)。 -- 名無しさん (2012-08-01 12 43 09) 報道まとめいじってた者です。毎日数回更新していたのですが、同一IPからの回数制限がかけられたのでもうできなさそう(^-^;。どなたか更新作業引き継ぎをお願いします。 -- 名無しさん (2012-08-01 14 28 02) 続き-作業してた内容:「事件意見」「現在までの流れ」+載っていないニュースを拾って報道まとめへ。 -- 名無しさん (2012-08-01 14 43 14) 続き(2)-ポータル(yahooやlivedoor等)のものはすぐリンク切れとなってしまうので発行元の記事のURLを。 -- 名無しさん (2012-08-01 14 48 04) (2012-08-01 11 38 06)木嶋佳苗事件と似た部分があるのは事実です。木嶋の事件は、決定打となる物的証拠や目撃証言がない中、有罪判決が言い渡された異例とされる事件。今回いじめ殺された被害者も、今は御霊となり、もう何も言う事ができない。それを良いことに、「被害者がいじめを苦にして死んだのだとは断定出来ない」と、鬼の首をとったかのように言い張り続けるバカ親はまるで、木嶋佳苗のようだ。たとえ決定打となる証拠がなくても、誰がどうみても有罪と見なされる状況というものがあるのだと言いたかった。類似性があるでしょ? -- 名無しさん (2012-08-01 16 11 49) (2012-08-01 16 11 49)ここではなく「事件に対する意見」へお願いします。ここは編集作業に関する実務的内容です。 -- 名無しさん (2012-08-01 16 18 48) (2012-08-01 16 18 48)失礼、書き込むところを間違えました。 -- 名無しさん (2012-08-01 16 26 11) 何度か、偽情報「チャリできた」画像のことでコメントした者です。該当部分にコメントの追加ありがとうございました。取り急ぎですが汲み取っていただけたことに感謝をお伝えいたします。何度も申し訳ありませんでした。お手数おかけしました。 -- 名無しさん (2012-08-01 16 48 39) グリーの件、いると思う(2人目) -- 名無しさん (2012-08-01 17 09 44) サイト復活出来たんですね。うれしいです。 -- 名無しさん (2012-08-01 17 58 12) 木村くんのプロフィールはソースなしです。 削げんしてください。 生年月日:1998年1月3日 身長:167cm(いつの情報かわかりません) 血液型:B型 適当なおばさんの書き込みがソース元です ↓ 既婚女性 2012年07月09日 JDqdXciU0 http //hissi.org/read.php/ms/20120709/SkRxZFhjaVUw.html 確実にわかってるのは山田くんがグリーで書いてあった血液型O型だけです。 -- あ (2012-08-02 00 12 11) Topページの偽情報または不確かな情報を提供する方は~のすぐ後ろのニュースのリンク 切れてて内容が表示されません -- 名無しさん (2012-08-02 22 49 03) 個人でこの事件をまとめている人もいるし、まろ逮捕後、加害者側の個人情報は載せたままで大丈夫なのかや、どこまで情報を掲載しても大丈夫なのか指南するペースがあると良いと思う。 -- 名無しさん (2012-08-03 00 32 05) (2012-08-02 22 49 03) 報告助かります。おそらくこのニュースだったであろうという魚拓がありましたので、リンクしなおしました。 -- 名無しさん (2012-08-03 01 27 08) 【当wikiへの要望4】ができましたので、移動してください。 -- 名無しさん (2012-08-03 01 29 27)
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/580.html
あるまりさの一生 12KB ※駄文、稚拙な表現注意。 ※俺設定注意 バイン、ドン。バイン、ドン。バイン、ドン。 森の中に断続的に響き渡る音。 どうやらこの森にある大木から聞こえてくるようだ。 木に向かって一心不乱に体当たりをし続けるゆっくりまりさが一匹。 脆弱極まりないゆっくりの体を大木にぶつかり続けた結果、体中傷だらけ。帽子もボロボロだ。 体の傷がかなり古いものがあることから考えて昨日、今日始めたわけではなさそうだ。 このまりさけっして気がふれているわけではない。 まりさには目的があるのだ。 命をかけてでもやり遂げねばならない目的が。 あるまりさの一生 作、長月 まりさはあるゆっくりれいむとゆっくりまりさの末娘として生をうけた。 胎生にんっしんっで生まれた姉れいむたちとやさしい両親。 まりさのゆん生はとてもゆっくりしたものだった。 しかしその幸せもある日突然こわれることになる。 その日まりさは家族とピクニックにいっていた。 いままで見たことのない場所に姉たちとともにはしゃぎまわる子ゆっくりたち。 そうやって遊びまわって疲れたまりさは木陰で昼寝をすることにした。 母が歌ってくれるゆっくりした子守歌をBGMにすやすやと寝入る子まりさ。 たっぷり遊んで、ゆっくりお昼寝。この時まりさは最高にゆっくりしていた。 そんななか鬼ごっこをしていた子れいむが興奮しながら跳ねてきた。 大量の野菜を見つけたので、家族全員で食べようと言うのだ。 お野菜ときき色めきだつ親ゆっくりたち。寝ている子まりさには後で食べさせることにし、のこりの皆でその野菜のもとにいくことになった。 しかしこの時親れいむたちは知らなかった。 その野菜のある場所は人間には畑といわれていること。 そしてその畑の所有者がすぐ近くにいることに。 昼寝から起きて寝ぼけまなこで家族を探していたまりさは愕然とした。 そこにあったのは家族であったゆっくりたちの死骸。食べかけの野菜が散乱する中、餡子をそこらじゅうにまきちらし、苦悶の表情で息絶えていた。 そしてその死体を横目に見ながら悠然と立ち去っていく男。 あの男がやったのか。まりさは直感的に思った。 男の背中を見ながら、歯軋りしつつまりさは誓う。 絶対家族の敵をとってみせる、と。 男が去ったあとまりさは家族の死骸のそばで声を上げて泣いた。 復讐の方法としてまりさがまず考えたのはドスの存在だ。 ドスは強い。大人のゆっくりと比べてもずっと大きいし、ドススパークもある。 そう思い、知る限りのドスたちに家族の敵討ちをお願いした。 子ゆっくりの身で山のなかを駆けずりまわるのはけして楽ではなかった。家族の無念を思えばの行動だといえる。 しかしこのまりさの懇願に誰一人として了承するドスはいなかった。 当然だ。ドスになるほどのゆっくりなら人間に手をだせばどうなるか知っているし、知らないような馬鹿やゲスは人間に真っ先に駆除されてしまうからだ。 ましてや今回の件はまりさの家族が人間の畑を荒らしたことが事の発端である。かわいそうではあるが同情はできない。 それがドスたちの総意だった。他のゆっくりたちも同じだろう。 普通のゆっくりならこの時点であきらめるだろう。それが賢い判断だ。 しかしまりさはあきらめられなかった。 目をつぶれば、家族が死んだときの苦悶の表情で敵を討ってくれと叫んでいる。 ドスが当てにならないのなら自分が。 こうしてまりさの復讐への日々は始まった。 まりさは思う。 あの人間は強い。今の自分では絶対勝てない。 このまりさはけして馬鹿ではなく、ゆっくりと人間との圧倒的な力の差をきちんと理解していた。 その力の差を少しでも埋める為には努力しかない。ゆっくりの唯一の攻撃方法である体当たり。これを鍛えれば。 この日よりまりさの特訓が始まった。 早朝より自分の巣の横にある大木に延々と体当たりの練習をし続け、これを夕方日が暮れるまでやり続ける。 腹がすけばその辺にある適当な雑草を口に流し込むように食べる。 本来ゆっくりはこんなことはしない。 人間でも食べれるような野草や木の実、もしくは虫や小動物を選び、「しあわせーっ」と言いながら食べるのが一般的だ。 しかしまりさにはこの方法しかなかった。 もとより狩りの仕方など教えてもらっていないので野草の生えている場所などわからないし、虫をとる方法も同じだ。 なにより自分は復讐に生きるのだ。一分、一秒が惜しい。 最初のうちは何度も吐いてしまい、自分の餡子まで戻してしまうこともあった。 もはや拷問に近いといっても過言ではないこの所業。 しかしまりさは耐え抜いた。苦さ、えぐみ、青臭さをがまんし、一気に飲み込む。 当然「しあわせー」などとは真逆の気分だ。だがここでやめる訳にはいかない。 全てはあの人間に復讐する為に。 数ヶ月後冬が来た。当然ゆっくりたちは冬ごもりを始める。 しかしまりさにはできなかった。 親に教えてもらっていないのだから当然だ。保存食となる植物など知るはずもない。 雪で閉ざされた巣の中でまりさは食べ物を探し回る。すでに体の大きさは成体に近いが空腹には勝てない。 いままでなんとか巣の中に生えていたコケや枯れ草、時には自分のうんうんを食べて食いつないできた。 しかしそれも限界だ。もはや体が黒ずみ始めている。 なにか・・・食べ物・・・食べたい 食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物 もはやまりさは発狂寸前。餓死するほかない様に見えた。 しかしまりさは死ななかった。 なんとか巣の土や石を喰らい空腹をごまかす。何度も吐きかけるが歯を食いしばり強引に飲み込む。 自分には目的がある。それまで死ぬわけにはいかない。 全てはあの人間に復讐する為に。 その一念でまりさは不可能と思われた越冬をなしとげた。 そして春が来た。待望の春が。 まりさはふらふらと巣から出てあたりに生えている雑草を貪り始めた。今回ばかりは雑草もまずく感じない。 ばりばりと手当たり次第に食い尽くす。 「ふふっ、すごいしょくよくね。そんなにおなかすいていたの?」 まりさに話しかけるゆっくりが一匹。ゆっくりありすだ。 「ありすはありすよ。ゆっくりしてってね。」 「まっ、まりさはまりさだよ。ゆっくりしてってね。」 ゆっくり同士の典型的ご挨拶。初対面だがすっかり仲良くなれたようだ。 その後ありすとは毎日顔をあわせるようになった。 たわいもない世間話にお歌をうたいすーりすり。 まりさは楽しかった。まるで家族がいたころのあの幸せが戻ってきたようで。 しかし同時に不安だった。 復讐をはたさずこのまま自分だけ幸せになっていいものか。 夜、夢の中で死んだ家族たちが「敵を討ってくれ、敵を討ってくれ」と訴えかけてくる。 復讐こそが全てだったはずなのに、今の自分はそれを忘れていないかと。 そんななかまりさはありすからプロポーズを受ける。 「こっ、こんないなかものなおうちじゃなくて、いっいっしょにありすのとかいはなおうちにすまない?」 素直になれないありすなりの精一杯の告白。 しかしまりさはこの申し出を断った。 家族の無念を晴らせずに自分だけのうのうと生きるわけにはいかない。だからありすと一緒にゆっくりするわけにはいかない。 それがまりさの出した答えだった。 それを聞いたありすは目に涙を浮かべそのまま走り去ってしまった。 これでいい。これで良かったんだ。 まりさはそんなありすの姿を見送りながらそう思った。まるで自分自身に言い聞かせるように。 この日体当たりの練習を再開したまりさの頬に光るものがあったが、それが汗なのか、それとも涙だったのかは誰も知らない。 それ以降まりさとありすは出会うことはなかった。 そして月日は流れた。 「ゆう・・・。いよいよだよ・・・」 緊張した面持ちでつぶやくまりさ。その視線の先にはあの時の男が畑で野良作業をしている。 そう今日が敵討ち決行の日なのだ。 あれからまりさは体当たりの練習を続けつつ、家族を殺した男への復讐の方法について考えていた。 いくら自分が強くなったといっても相手は人間。正面から戦えば勝ち目は薄い。 なんとか不意をついて倒すほかない。 そこでまりさが考え付いたのが川へ突き落とすというものだった。 このあたりの川は水深が深く流れも急だ。先日の大雨で増水もしている。 その上転落防止の柵やガードレールもなく、隠れる為のしげみもたくさんある。 ゆっくりにしてはなかなか上出来な作戦だった。 男の帰り道に先回りし、作戦を決行する。そのための近道もすでに調べてある。 やっと、やっとだ。 やっと敵が討てる。 そう思い、ニヤリと笑うまりさの目にあるものがとまった。 それは男のつくっている野菜だった。急に腹の虫がなきだす。 思えばここのところ復讐にばかり気を回しすぎて雑草すらろくに食べていなかった。 このままでは空腹で力が出ず計画に支障が出るかもしれない。 ちらりと男の方を盗み見る。男は一休みしているらしく麦わら帽を顔にかぶせ昼寝をしている。 今ならばれない。そっと野菜にしのびよるまりさ。思えばあの時家族が最後に食べていたのもこのお野菜だ。 そう感慨深げに赤いお野菜に舌を伸ばしひとつ口に入れた。生まれてはじめてのお野菜。どんな味なのか。 次の瞬間、まりさに衝撃がはしった。 「かっ、からぃぃぃぃぃいいいいぃぃいい!!!」 口から火を吐くような辛さに思わず大声をだしてしまうまりさ。 それもそのはず。まりさが食べたのはトウガラシ。ゆっくりにとっては猛毒である。 のたうち回りながらなんとかトウガラシを吐き出すまりさ。 本来なら即死してもおかしくないが、食べたのが少量だったのが幸いし、体にしびれは残るものの大事には至らなかった。 「なんだ?どうしたんだ!?」 悲鳴を聞きつけ男が駆け寄ってくる。 まずい。このままでは家族のように殺されてしまう。 見つかった以上戦うしかない。まだしびれの残っている体で身構えるまりさ。 勝つんだ。勝って死んだ家族の無念を晴らしてみせる。まりさは男をきっと見据えた。 しかし、男の言葉は予想外なものだった。 「あはは。怖がらなくていいよ。私は君に何もする気はないから。」 えっ この男 何を言ってるんだ? まりさにとってこの男は冷酷非道なゆっくり殺しで家族の敵だった。そいつが自分に向かってにこやかに笑っている。 あまりのことに呆然とするまりさ。更に男は言葉を続ける。 「そこにある野菜は君たちにとって猛毒なんだ。もしどうしても野菜が欲しいというのなら後で私の家にきてくれないかな。売り物にならないクズ野菜を分けてあげるから。」 男は変わらず微笑んでいる。まりさは恐怖した。 男にではない。何かもっと根源的な自分の存在意義を揺るがしそうな恐怖。 次の瞬間まりさは脱兎のごとく逃げ出した。その恐怖から逃げ出すように。 後にはぽかんとした男が一人残された。 まりさは自分の巣に戻っていた。 だが恐怖は消えなかった。まるで熱病にでもおかされたのように体の震えが止まらない。 違う。 あの男はいい人なんかじゃない。きっとまりさを油断させるためにあんな事を言ったんだ。 あいつが家族の敵なんだ。 自分は・・自分は間違ってなんかない。 そうだ。思い出せ。家族の死に様を。あの苦悶の表情を。 必死に自分の中の恐怖を怒りで塗りつぶそうとする。 しかし気づいてしまった。 普通人間がゆっくりを駆除する場合踏み潰すか、クワなどで叩き潰すかのどちらかだ。 踏み潰す場合靴のあとが、クワで叩き潰す場合クワのあとがそれぞれ残る。 だが家族の死骸にはどちらもそんなあとはついていなかった。餡子を吐き出していただけだった。 あれは毒キノコなど食べたときの症状だ。 そこにある野菜は君たちにとって猛毒なんだ。 男の言葉がまりさの脳裏によぎる。 認めたくない。しかし認めざるをえない。 そう。すべては事故だったのだ。畑に生えていたトウガラシを家族全員で食べてしまい中毒死。それが真相だ。 男も冷酷非道なゆっくり殺しなどではなく、むしろバカがつくほどお人よしで、あの時もゆっくりを潰すためではなく、トウガラシを食べるのをとめる為にまりさの家族の元へ来ていたのだ。結局遅かったわけだが。 「うおあぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁあああああああああああああああ!!!!!!!!!」 真実に気づいたまりさは叫んでいた。叫ばずにはいられなかった。 まりさにとってもっとも恐ろしいこと それは死ぬことでも 虐待されることでもなく 自分の復讐が否定されること、つまり 自分の一生が否定されること。 巣の中でまりさは歌を歌っていた。 焦点の合わない何も映さない目をして。 歌っているのは子守唄。最後に親れいむが歌ってくれたあの歌だ。 今までの自分のゆん生はなんだったのか。 おいしいご飯さんを食べるしあわせ ゆっくり日向ぼっこするしあわせ お嫁さんとすっきりするしあわせ おちびちゃんとゆっくりするしあわせ 特訓で命のつぎに大事なおぼうしをボロボロにして すべてを捨てて復讐のためだけに生きてきた。 どんなにつらくても家族の無念をはらすためだけにがんばってきた。 ゆっくりでありながらゆっくりを捨てて生きてきた。 でも全部無駄だった。 全て徒労にすぎなかったのだ。 まりさのこころは壊れてしまった。もう戻ることはないだろう。 まりさは歌い続ける。もう何も映さない瞳で。 まりさは歌い続ける。自分が死ぬそのときまで。 やさしくもどこか物悲しい子守唄がやんだのはそれから三日後のことだった。 あとがき 初めて希少種も品種改良種もでてこないネタでしたがどうでしたでしょうか?ご意見、ご感想等コメントで書いてくれると励みになります。 今まで書いた作品 ふたば系ゆっくりいじめ 176 ゆっくりちるのの生態(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 185 選ばれしゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 196 新種ゆっくり誕生秘話 選ばれしゆっくり番外編 ふたば系ゆっくりいじめ 208 ゆっくり見ていってね ふたば系ゆっくりいじめ 218 またにてゐ う詐欺師てゐの日々 ふたば系ゆっくりいじめ 227 VS最強のゆっくり 史上最低の戦い ふたば系ゆっくりいじめ 247 夢と現実のはざまで 長月の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る とてもいいと思います! -- 2020-07-05 15 15 00 ざんっしん!だね。オモロー -- 2015-12-20 22 13 20 まりさ、、、、、、 -- 2013-07-13 06 18 24 ↓なんだ、お腹空いているのか -- 2012-09-10 16 17 34 食べ物食べ物食べ物食食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物べ物食べ物食べ物食べ食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物食べ物 -- 2012-08-06 14 49 37 ザマー!!ゴミクズザマー!!そもそもゴミゆっくりが数ヶ月鍛えた程度で人間をつき落せるかってーの 頭悪すぎて俺のコメントまで頭悪くなっちまったじゃねーか!! こりゃあ善良なゆっくりと屑ゆっくりの差別作品読んで落ち着くしかねえな!! -- 2011-11-09 01 44 12 一番下は駅のホームで足を滑らせてゆっくりしね! -- 2011-08-22 14 32 31 返り討ちかと思ったら…… 意外な展開で驚いた -- 2011-03-29 13 21 34 ゆっくりは結局、破滅の道を行くしかないんだな -- 2011-03-01 19 41 05 ただのゴミか -- 2010-12-18 21 08 45 ドス達に自業自得だと言われた時に復讐やめときゃよかったのに。 他人の者に手を出すゲスの努力は報われないな… ほんの少しの分別が有ったのが悲劇か -- 2010-10-03 14 05 48 良いバカだからちょっと可哀想、修行の成果も虚しく人間に潰される方がすっきりー -- 2010-08-24 23 12 14 そしてゆっくりは皆バカだから自滅をとことん楽しめるんだねー -- 2010-07-17 00 58 08 バカの自滅は楽しいな♪ -- 2010-06-21 11 35 47
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2355.html
天井に近い所 8KB 小ネタ 現代 独自設定 虐待成分皆無、お気をつけ下さい。気分転換にちょっと小ネタ。 男は少し前に飼いゆっくりを亡くした。 今回死んだのは、やんちゃなれいむだった。とても良い子だった。 久しぶりに家にゆっくりがいない状態になったが、しばらく休日に予定が入り忙しくなった。 しかし、久しぶりに予定の無い休日。 男はそこでれいむの事を思い出したのだ。 特に趣味のない男はゆっくりにつきっきりで休日を終えることが多かった。 襲いかかる虚無感。 男は溜息をついて、ゆっくりの相手をするのが趣味なのだなと、あらためて納得した。 一人暮らしのアパートの部屋をあらためて見る。 れいむの使っていた道具がいくつも転がっている。 男の物は、ほとんど無い。 がらんどうだ。物が多くても使っていたゆっくりはもういない。 空虚な空気に男は悲しくなった。 この間までここで遊んでいたれいむは本当に良い子だった。 「ゆっくりショップに、いってみるか」 自分に言い聞かせるように言って、男は部屋を出る。 - 男は駅前の馴染みのショップに入り、ケージのあるエリアへ行く。 ゆっくり自体がいるケージのエリアには、男は行った事がなかった。 男の飼っていたゆっくりは、ほとんどが家に迷い込んできたものや外で拾ったものだ。 ショップには飼い始めてから、ゆっくりの為の物を買いに来るだけだった。 「ずいぶんいるな。想像以上だ」 言葉通りその数に圧倒されてつい独り言をもらす。 値段はそれこそ幅広い様だが今いるところは高額なエリアのようだ。 一番上の空のケージに貼ってある「売り切れました」の貼り紙の下の値段を見て驚愕する。 れいむ種、躾済。 よほどの個体だったのか強気にも程がある値段が書いてあった。しかし売れている。 男はあんな物を買うのはどんな金持ちかと唸る。どこぞのお嬢様のおねだりだろうか。 流行っている内はステータスで買う人もいるものだ。 自分の月給と書いてある値段を比べて溜息をついた。 少し疲れた男は真逆の一番安いエリアへ移動する。 まとめて大きいケージに放り込まれて投げ売りされている奴らは論外なので、個別ケージの一番安い所へ。 男はしばらく眺める。 値段は問題ないが、やはりあのれいむの事が忘れられない。 やはり買うのはやめようかと男が踵を返そうとした時、目についた値札があった。 何度も上書きされた値札。 中を見ると静かに眠るちぇん種がいた。 周りにいる元気そうに跳ねているちぇん種に比べるとずいぶん安い。 札を見てみると、あまり賢くない個体の様だ。 素直で元気だが知能の発達が宜しくなく、語彙に乏しくて会話は余り楽しめない、との事。 やはり話せる事が一番の売りなのだろう。それだけでずいぶんな値下げだ。 男はちぇんは飼ったことが無いなと、店員に幾つかこのちぇんの事を質問する。 回答は得られ、問題ないと判断した男は早速購入した。 新しい生活が始まった。 - まずは家に馴染ませて信頼を得る事から始める。 れいむが使っていた道具を全て片付けて、掃除をして場所を空けた。 しばらく一緒に過ごしたが、猫っぽい外見に違わず端々で実家で飼っていた猫を思い出す行動をしていた。 だが素直で行動に気紛れさが少なく、 基本的に猫ではなく、ゆっくりはゆっくりなのだな、と、当たり前のことに男は納得した。 何故かどんくさくて、よく物にぶつかるちぇん。 その辺は猫には程遠い。ちぇん種は敏捷いと言うイメージがあったが、このちぇんが特殊だからだろうか。 「わかるよー」 口癖にも慣れた。しかし大体わかってないことが多い。 このちぇんに関しては特に、相槌程度に思っておいた方が良さそうだ。 後は会話の前後で理解度を確かめるしか無い。 - 次の休日。 未だ悠々と過ごすちぇん。男は椅子に座って部屋をうろうろするちぇんを眺めている。 猫っぽい行動。 男は時々ちぇんが、天井の方や壁をじっと見ていることに気づいた。 再び実家にいた猫を思い出す。 よく見えないものがいて猫はそれを見ている、なんて話がある。 ふと、男はちぇんなら聞けばわかるのではと思いつき、訊ねる。 「ちぇん、何を見てるんだ?」 ちぇんは上を見たまま答えた。 「なにかいるよー」 寒気がした。 思いつきでした事に軽く後悔する。 まさかとは思うが古い噂の様に、霊的な何かがいるのだろうか。 壁には何も、と、思ったがちぇんが見ている所にはヒロインが大写しになった映画のポスターが貼ってある。 視線が定かではないがポスターを見ているとも思える。 「ちぇん、ポスターのおねえさんか?」 まさかの下らないオチかと男が訊ねる。 「わかるよー。おねえさんがいるよー」 男はふっと力を抜く。 下らない、と男は息をはいた。 「ちぇん、おいで。おやつをあげるよ」 言って男は冷蔵庫へ向かう。 ちぇんは嬉しそうについていった。 - 数日後、そんな出来事を忘れかけた日。 男が帰宅して玄関を開けた時に、真っ暗な部屋の中でちぇんが言う。 「わからないよー」 暗いままだと大抵眠っているちぇんが一人で何かを言っている。 電気をつけて挨拶をする。 「ただいまちぇん。何がわからないって?」 他愛の無い独り言にも近い言葉をちぇんに投げる。 冷蔵庫の中に食材をしまっているとちぇんが答えた。 「うえにいるれいむたちがへんじしないんだよー」 男は理解しかねた。 ここはアパートの二階だ。三階はない。 隣の部屋はずいぶん前に越して行ってからはもうしばらくの間、無人のままだ。 「上ってどこだ?どこかで友達でもできたのか」 部屋飼いの上に二階なのでありえないはずだが。 ちぇんは相変わらずのぼんやりした眼差しでいう。 「おねえさんのうえだよー」 男は硬直した。 瞬時に数日前の事を思い出す。 「おねえさんってこれのことか」 恐る恐るポスターを指す。 「そうだよー」 男は背中に嫌な汗をかいた。 ポスターと天井の間には何も無い。 部屋の上にゆっくりの霊でもうろついているというのか。 男には心当たりが、有り過ぎる程に有る。 「なあちぇん、何かの間違いじゃないか。前にはお姉さんがいるとしか言ってなかったじゃないか」 ちぇんは引かない。 「いまはわかるよー。いるよー」 男は震えが止まらない。 いるのか、と考える。 その思考に返答するようにちぇんが言う。 「たくさんいるよー」 ちぇんのその言葉で男は飛び上がりそうになる。 どうしてこんなのんびりした言葉に恐怖しているのか。 「や、やめてくれちぇん、いないんだよ。なにもいないって」 ちぇんは少し強い語気に押されて黙る。 男は少し狼狽えてちぇんに言う。 「もうそんなこというなよ。いい加減にしてくれ」 ちぇんは寂しそうに言う。 「わかったよー」 - ちぇんが来てから二週間は過ぎたが男はちぇんに行動を起こすことはなかった。 いるわけがないと思ってもやはり気になる。 あの出来事以来、男の趣味は鳴りを潜めたままだ。 今日も結局部屋でうろうろするちぇんを眺めている。 ふと、また、天井に近い所をちぇんが凝視する。 男の心拍数が跳ねあがる。 訊いてはいけないと、自制する。 あの時は狼狽えたが今は幾分落ち着いているつもりの男。 耐えられない。 「ちぇん、なにかいるのか」 ちぇんは困ったようにこっちを見た。 「わからないよー」 いない、と言う意味だろうか。 以前した注意を憶えているほど賢くないと思っていた。 だがこういう時は普通に会話出来る程度の知能があることを、男はもう理解していた。 「いないよー、だろ」 男は止まらない。 「わからないよー」 ちぇんはやはり困った顔だ。それを見て、あの注意を憶えているのだと解釈した。 「ちぇん、こないだの事なら忘れて良い。正直に言ってくれ」 男は一旦切って息を飲んで続ける。 「そこに、なにかいるのか」 天井に近い所を指さして男は問う。 ちぇんは答えた。 「いるよー」 - 数日後、事の真相は解明された。 男は躍起になって解明に勤しんだ。 ヒステリックに暴れた後、どんな結末でも良いからと真相を調べた。 ショップに行って躾を担当した店員などに話を聞いたりして調べる内に、からくりが解けた。 このちぇんは、知能と共に目にも障害があり、ほとんど見えてなかったと言うことがわかったのだ。 担当者は気づいていたが黙っていた。下手をすると廃棄処分になってしまうからだ。 しかし情が移っただけではなく、 このちぇんは匂いで物事を判断する能力が優れている事に気づいたから、と言う理由もあった。 れいむ種やまりさ種の違い、更には親しくなった個体の識別。 匂いだけで群れでのコミュニケーションに問題ないほどの識別能力を持っていた。 ちぇんがいる、と感じたのは匂い。 男が過去殺してきた数多のゆっくり達の匂いだった。 気分が高まると隣人が越してしまう程に、激しく壁にぶつけ、床に叩きつけ、潰した。 ゆっくりは同族の死臭を嫌うため、男は部屋の掃除は怠らなかった。 しかし天井近い壁はほとんど拭くこともなく目立った汚れも付かなかったので放置された。 せいぜい埃をはたく程度。 かくして、ちぇんは運良く、殺されることなく生き延びた。 - 優しく接して信頼を得てから虐待という、スタンダードな虐待を好む男は毒気を抜かれていた。 いつも通り椅子に座って、部屋をうろうろするちぇんを見ている。 男は匂いなんてそんなに残るものだろうか、とも考えた。 しかし実際に丁寧に拭き掃除をした後は、ちぇんも存在を感じなくなったようだ。 そういう事にしておこうと男は折り合いをつける。 これで終わりなんだと納得する。 あの時のちぇんとの出来事を考えると、虐待をする気が失せる。 ちぇんを見る。 動きまわるだけで楽しいのか笑顔でうろうろする。 余計な事はしない。 このちぇんに加虐心を煽られる事は、到底なさそうだ。 男はとりあえず、このちぇんが天寿を全うするまで飼ってみようと思った。 「ちぇん、ゆっくりしていってね」 過去作 ふたば系ゆっくりいじめ 1119 本当ですよ ふたば系ゆっくりいじめ 1102 ゆっくりサスペンス劇場 ふたば系ゆっくりいじめ 1008 つまらない ふたば系ゆっくりいじめ 988 不愉快 挿絵 by儚いあき トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゆっくりにしか分からない死臭、遠くのあまあまの匂い、嗅覚は何か特殊なんだろうな~ ただ、お飾り(の匂い?)で個体識別してるから、視力は悪く顔での識別は出来ないのだな。 -- 2018-01-06 13 28 44 ちぇんかわゆい。 -- 2017-06-23 23 14 57 少年失神中 -- 2015-12-30 02 30 34 死んだゆっくりが見えただと…? -- 2012-08-16 20 21 56 ・・・こえええ・・・ 匂いで良かった・・ -- 2012-08-03 22 15 48 おそろしーしー漏らした 最後のオチは好き -- 2012-07-23 22 21 50 こんな時間にちょっと怖い思いしたじゃねーかwwwというか虐待さんだったんだなww虐待していなと思ってたが怖くなったよ(−_−;)まぁ虐待するとしてもゲスだけだけどなそれに怨まれる理由ないしな -- 2012-07-03 03 26 58 正直ビビった、冷や汗出ちゃったよ。 -- 2011-12-03 01 20 58 「男は少し前に飼いゆっくりを亡くした。」 「久しぶりに家にゆっくりが い な い 状態になったが」 行方不明?「やんちゃなれいむ」好奇心旺盛で天井裏へ。ってことか? -- 2011-11-15 23 56 51 ↓誰か立ってるか浮いてるかしてるからじゃね? -- 2011-10-25 21 23 39 ↓じゃあ、ウチの猫三匹が口を開けずにそろって部屋のすみを見つめるはなんなんだ -- 2011-10-02 07 42 14 ↓宙を見ている時にアホみたいに口半開きにしていたら、それはたぶん匂いを嗅いでいる。猫は口の中にも匂いを感じ取る器官があるから それはともかく、おねえさんのことはよく覚えていたなこのちぇん -- 2011-01-24 23 06 34 ゾクリ、としたな。 うちの猫も宙を見てるときは吃驚する。 ホラーっぽくてゆっくりできたよー -- 2010-12-20 20 29 29 ↓↓↓ ぼんやりと人影のようなものが見える、という感じなんだろう -- 2010-12-12 15 59 19 近所迷惑なお兄さんはゆっくりできないよ -- 2010-11-01 16 03 54 そうか。ホラーにするには語彙の少ないちぇんが適任だったんだな わかるよー -- 2010-10-13 01 06 02 でもこれ、お姉さんのポスターも見えてないんじゃない? だとすると女性の霊がいるのかもね。 -- 2010-10-04 02 14 03 最初れいむの死因が書かれてなかったからたぶん飼って虐待なんだろうなーと思ったら少しホラーになっていた -- 2010-09-19 17 25 01 こういうサスペンスみたいなのも面白いね。虐待お兄さんもピンキリなんだね。自分が虐待死させたゆっくりが亡霊になって、自分の周囲にいる可能性が出たとたんに、あんなに怯えたり取り乱したり。「ヒャッハーゆっくりは幽霊でも虐待だー!」って塩撒いたりお経を唱えたりしそうな筋金入りから、ただの弱い者イジメの延長みたいな腰抜けまで色々だね。 -- 2010-07-18 02 32 40 猫って不思議だよね。飼いたいなぁ -- 2010-07-09 22 30 44
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2013.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 963 ト●/コメントログ」 ビクトリームwww -- 2011-09-14 00 52 20 ビクトリームwww あのVが二つ重なったようなやつは結構気に入ってた -- 2011-09-19 17 13 08 すっきりしてる時にまりさがグレイ・フォックスみたいになったんだが?「もっとっもっとまりさにいきるじっかんを・・・くれぇなのぜっ!!」って! -- 2012-01-10 00 20 06 ベリーメロン♪ -- 2012-01-29 12 53 14 ちんこ -- 2021-05-25 23 34 52
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2746.html
※ぺにまむ、すっきり表現あり。 ここはお兄さんの虐待部屋。 机の上には全身におびただしいねじを埋め込まれたまりさ。 その目前には大きめの水槽。 水槽の中身は…成体サイズのれいむが一匹と、子まりさと子れいむが2匹ずつ。 お兄さんが胎生妊娠してずりずりと這うことしか出来ないれいむをまず捕獲すると、母親を助けるために駆けつけた 子ゆっくりが足元にポムポムと体当たりをし始めた。 それを次々と水槽に放り込み、あっさりと作業は完了したのだ。 「では泥棒まりさの共犯者である家族の皆さんにも、罰を受けてもらいまーす」 「おにいしゃんはなにをいってるの?ばかなの?」 「れいみゅたち、どろぼうなんてしてにゃいよ!このくしょじじい!」 「はやくここからださないと、おとうしゃんにやっつけてもらうのぜ!?あやまるならいまのうちなのぜ!ぷくーーー!」 「れいむはすっごくつよくなったんだよ!おこらせないほうがみのためなんだよ?ぷっくーーー!」 早速だぜまりさから教わった言葉や威嚇を実践してみせる子ゆっくりたち。 ただ真実を知る母れいむだけは、ただただ蒼白な顔のまま膨らんだ腹部を庇うように水槽の隅に身を寄せていた。 お兄さんはまりさのおぼうしを棚から持ってくると、そっとまりさのねじだらけの頭部に置いた。 「まりさは、みんなのまりさだったんだよ。このおうちに泥棒さんに入ってゆっくりごめんね。 でも、それはみんなのお腹をいっぱいにしたかったからなんだ。みんなにも責任があるんだよ? だからみんなでお兄さんにごめんなさいをしようね!みんな一緒だったらきっと耐えられるよ」 「「「「ゆがーーーーーーーーん!おとうしゃんだったのぉぉぉぉぉ!?」」」」 「人間さん、賭けはまりさの勝ちなのぜ!れいむ達にひどいことをするのはやめるのだぜ!」 その時、だぜまりさはとうとう我慢できずに叫んでいた。 今まで接してきた人間は相手の条件を飲んでいれば、向こうもキチンと約束を守ってきた。 だぜまりさは、今回の件でこのお兄さんは自分を信頼し、れいむ親子とのゆっくりした生活がこれから始まるものと信じきっていたのだ。 そしてその信頼を隠れ蓑にいつか寝首を掻くつもりだった。 お兄さんは虐待用の道具の準備が忙しかったのだが、一段落したので手を休めてまりさの方に振り向く。 「よく聞いてまりさ。このれいむ達は罰を受けるけど死んじゃうわけじゃないんだ。 その後にみんなでゆっくり生活するんだから、別に約束を破るわけじゃないだろう?」 「ゆふふふふ、まりさと一緒だよ、みーんなまりさとお揃いになるんだよ!お前だけ仲間はずれだねー」 机の上に居るので姿は見えないが、針ねずみになったまりさがお兄さんの言葉に合いの手をうつ。 「ぞん゛な゛ごどじだら゛ゆ゛っぐり゛でぎなぐな゛る゛の゛ぜ!!」 「あれれ、ご不満かな?じゃあこうしよう。まりさがボクをやっつけれたらみんなを解放してあ、げるっ」 言い終わるが早いか、お兄さんの右足のつま先がだぜまりさの頬にめり込む。 ボムっっ!! 「ゆべっ!!」 一切の手加減の無い蹴りは、だぜまりさを壁に止められるまで吹き飛ばすのに充分な威力だった。 お兄さんは役目が終わっただぜまりさにもう興味は無かった。 利用価値があるとすれば、このゆっくりを唯一の頼りとしているれいむ親子に全く歯が立たずに殺される姿を 見せつけるくらいがせいぜい関の山だろう。 だぜまりさは真正面からこの人間とやりあって勝てるつもりは無かった。 この家に来てボロクズのようなまりさを見た瞬間、前の飼い主とは完全に違う側の人間だと悟ったからだ。 だからこそ寝首を掻くチャンスを狙っていたのだ。 しかし、ここで自分の家族の前で命乞いをするような無様な姿を晒すわけにはいかない。 それは彼女をこれまで支え続けたプライド。 それは彼女をこれから殺すであろうプライド。 どの道お兄さんは殺すと決めたのだから、逃げようとしても結果は変わらなかったであろう。 「やってやるのぜーーーーーーーーー!!」 本当にあっさり、だぜまりさは哀れな饅頭の残骸になった。 水槽の中の家族は目をそむけてすすり泣くだけだった。 「じゃあ気を取り直して、まずはみんな仲良く足焼きターーーイム!」 明るく言い放つとお兄さんは軍手を装着し水槽から子れいむを2匹、左右の手でむんずと鷲づかみにして取り出す。 2匹がおそらをとんでたどり着く先は、もうもうと熱気を放つホットプレート。 ご丁寧にも油が薄く引いてあり、熱さ調整用のつまみは当然最強を指している。 「ゆっくりぷれいとに着地~」 眼下の地獄から逃れようと、じたばたもがく2匹を握ったまま鉄板に押し付ける。 ジュウウウウウウウウウウウウウウウウウッッ。 「だじゅげでお゛があ゛じゃぁぁぁぁぁぁぁん゛っ!!」 「あぢゅい゛よ゛あぢゅい゛よ゛お゛ぉぉぉ」 ただ上に放り投げただけでは、跳ねて逃げられてしまうのである程度底部が焼けてしまうまではしっかりと押さえ続ける。 産まれて初めてだろう激痛に、2匹はすぐに力無く助けを求める事しかできなくなる。 動けなくなったのを確認すると、お兄さんはすぐさま次の子まりさ2匹を同じように鉄板に押さえつけた。 「あづいよ゛…あづいよ゛…あづいよ゛…あづいあづいあづいあづい」 「ゆ゛っ゛ゆ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛ゆ゛っ゛」 「ま゛り゛じゃのあ゛ん゛よ゛うごがなぐなっじゃうの゛お゛ぉぉぉぉ」 「どう゛じでおがあしゃんれいむをたすけてくれないの゛ぉぉぉおおおおおおお?」 底部がこんがり炭化した子ゆっくり4匹は、まりさお父さんのすぐ傍らに並べられた。 「おちびたち、とっても熱いよね?とーーってもとーーーっても苦しいよねっ!? わかるよわかるよそうだよねそうだよねっ。おとうさんもすっごく頑張って耐えたんだよ!? 一緒だねっ、真っ黒こげこげのあんよがお父さんと一緒だねっ!」 もはやまぶたで保護されてない眼球は、乾いて表面にうっすら謎の膜が張っており、視力はかなり低下していたのだが まりさは焼ける音と臭いと絶叫で子供たちの様子を把握し、まさに喜色満面と言った所だった。 「さあ、あとはれいむだけだよ。みんなで仲良くまっ黒あんよだよ!!あいつになんか渡すもんか!あんなやつにっ! みんなっ!まりさの家族だっ!!みんな揃って!!みんな仲良くっ!!」 まりさが興奮気味に囃し立てる。歯茎まで剥き出しなのでまわりにいる子ゆっくりに唾が飛びまくる。 お兄さんはそれを受けて鼻歌まじりに水槽のれいむを両手で掴み挙げる。 「れいむはお腹の赤ちゃんに影響があるからいけないなあ」 れいむは一瞬、ほっとした表情になる。 「だから弱火でじっくりいこうね!」 本当に一瞬だけのことだった。 「ゆ゛ぎぃいいぃぃぃぃぃぃ、ま゛り゛ざごめ゛ん゛ね゛。ごめ゛ん゛ね゛ぇぇぇぇぇぇ! れ゛い゛む゛を゛ゆ゛る゛じでね゛ぇぇぇぇ!!!」 お兄さんにしっかりと頭を押さえられて、じわじわ底部を焼かれつつもまりさに詫びるれいむ。 ボロボロと流れ落ちる涙は贖罪のためか、単に熱いだけなのか。 「違うよれいむ。まりさはぜんぜん怒ってないよ。あのまりさは永遠にゆっくりしちゃったし、れいむはこうして またまりさの所に帰ってきたんだもん。もう一緒だよね。ずっとずっと一緒だよね。 だってあんよが痛くてもう動けないもんね!アハハハハハ!!」 お兄さんはれいむが跳ねることが出来なくなったのを確認すると、温度を一番低めに設定して子ゆっくりたちの方に 向かった。 「やれやれ、あれだけお父さんに注意されたのにボクに向かってゆっくりできない言葉を使ったり、ぷくーをしたり 悪い子達だね。そんな子にはたくさんたくさーーんおしおきが待ってます」 「アハハハ、お兄さん、ねじねじするんだね!?おちびたちもねじねじされちゃうんだね!? すっごくすっごく、いたいいたいだけど大丈夫!お父さんがついてるからね!」 対する子ゆっくりたちは足焼きのダメージが抜けないのか、何も言い返す元気が無い。 最後の頼りの母親も、現在進行形で惨劇の真っ只中なのだ。 おびえた8つの目がお兄さんを見上げる。 「そうそう、行き倒れてたキミたちを保護して丁重におもてなししたのは別に可哀想に思ったからじゃあないんだよ?」 お兄さんが手にしているのは愛用の十字ドライバー。 「弱ってるゆっくりをいじめたらすぐ死んじゃうからね」 空いている左手で、子れいむを仰向けに倒して軽く握る。 すべすべでなおかつしっとりとした皮、ぎっしりと詰まった餡子が指で加えた力をしっかりと反発する。 このお家に来て以来、一日3食あまあまを好きなだけ食べたゆっくり達の栄養状態は、極上と呼べるものだった。 贅沢をさせていたのは、何もまりさへの当て付けだけでは無かった。 全てはこの時のために。 お兄さんはもう我慢が出来なかった。 ねじこみたい。 その衝動を4匹の子ゆっくりたちに次々に叩きつけてゆく。 「ゆぎっ!ゆ゛ゆ゛ッゆ゛ゆ゛ッ!ゆ゛ゆ゛ッ!!」 「アハハっ!痛い?苦しい?大丈夫だよ!!おとうさんがあとでぺーろぺーろしてあげるからね! いたいいたいなんてゆっくりしてないですぐどこかに飛んでっちゃうよ!」 他の姉妹たちは恐怖のあまり、あるものはただ目を瞑り悲鳴だけを聞き、またあるものはすぐ次は自分の番なのだと虐げられる 姉妹を涙を流しながらただ凝視する。 「そろそろいいかなー?選手こうたーーい」 お兄さんはぐったりとした母れいむをホットプレートから持ち上げ拘束台に仰向けに固定すると、入れ違いで子ゆっくりたちを 再び灼熱の地獄に投入していく。 その底部には丁度4本のねじのあんよが生えて、さながらお盆のナスで作る精霊馬の短足バージョン。 お兄さんの絶妙の加減によって、そのねじの先端は中枢餡のギリギリ手前で止まっている。 「ほーらだんだん熱くなるぞー」 お兄さんがホットプレートの温度設定を再び最大にしてしばらくすると、熱がステンレスのねじを伝ってゆっくりたちの餡子を 直接焦がし始める。 人間で言えば脳をライターで炙られているようなモノだろうか。 4匹の子ゆっくりはそれぞれが百面相のようにデタラメに表情を変え口からは意味不明のもう言語とはよべない奇音を発し、 全身の各部が自分の意思とは全く関係なしにビクビクと痙攣した。 しかし意外にも瞳には理性が宿っており、自分で自分を制御出来ない状況に苦しんでいるようだった。 お兄さんはホットプレートから流れ出す四重奏をしばらくうっとりと聞いていたが、やがて最後の仕上げにとりかかる。 子供たちの奇声を聞いて「がんばれ!がんばれ!」と励ましていたまりさをねじに触れないようにそっと底面から抱き上げ、 拘束されたれいむの前まで連れてゆく。 「ねえまりさ、チビ達は妹を欲しがってたみたいだけど。これから作っちゃおうか?しばらくご無沙汰だったんでしょ?」 そう言うが早いか、両手の中のまりさを激しく振動させ始める。 「ゆゆゆっ!?ゆふ………ゆふん……ゆっふ…ゆっふうおおおおおおおおお」 徐々に呼吸が荒くなり、ぺにぺには天を突き、むき出しの歯茎からはだらしなく涎を垂れ流す完全発情まりさが誕生した。 「や、やめてまりさ!今おなかには赤ちゃんがいるんだよ!すっきりなんてしたくない!だめ゛ぇぇぇぇぇぇぇ!」 激しくいやいやをするように、拘束されたまま体を左右にくねくねと動かして逃れようとするれいむ。 お兄さんはそんなれいむの下腹部にまりさの下部をそっと着地させる。 涎と体から染み出した透明な粘液によってヌチョヌチョと音を立てながら、まりさはぺにぺにを突き立てるべき場所を 探り当てる。 「ゆふふ、れいむとすっきりするの本当にひさしぶりだね。どんなにまりさのぺにぺにがすごいのか忘れちゃった みたいだし張り切っちゃうよ!」 「ね、お願いだからまりさやめてね!すっきりなんてしたられいむの赤ちゃんがっあ゛あ゛ぁ゛ぁ゛」 れいむの言葉を無視し、挿入と同時に高速でピストンを開始するまりさ。 「ほらほらほら!まりさふにゃぺになんかじゃないでしょぉぉぉぉぉぉ!?」 「ゆ゛ぎっ!も゛う゛や゛め゛でっ!」 「見て見て!お父さんとお母さんがすっきりして!こうやって激しくすっきりしておちびたちが産まれたんだよ!」 「ま゛り゛ざお゛ね゛がい゛……」 「おちびたちのお父さんとお母さんは、まりさとれいむだけなんだよぉぉぉぉぉぉ!」 スパンスパンと腰をを打ち付ける音が響く中、れいむは目をかっと見開いたまま口からはダラダラと餡子を垂れ流し始めた。 それを見たお兄さんは、オレンジジュースをすぐ使えるように準備を開始していた。 「ゆっふ!ゆっふ!もう、すぐ!かわいい妹達を!みせてっ!あげるからねぇぇぇぇぇ! す、す、すすすすすすすっきりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 恍惚の表情を浮かべ、これでもかと海老反りの姿勢で快感の度合いを表現するまりさ。 お兄さんはまだ息が荒いまりさをどけて、れいむの口にオレンジジュースをドボドボと流し込む。 ケホケホとむせながらも即座に息を吹き返すれいむだが、その顔はみるみる苦痛に歪む。 「い゛っ痛゛いぃぃぃぃぃぃ!お゛な゛ががぁぁぁい゛だい゛よ゛ぉ゛ぉ゛!」 まむまむがミチミチと開き始め、水っぽい餡子が流れ出し始めて数秒後、ボロリボロリと餡子の塊のようなものが 3つ穴からこぼれ落ちた。 それはまだ赤ゆっくりの出来損ない。 それは胎児ゆっくりだったもの。 れいむは流産したのだった。 「アハハハ!さすがまりさのれいむだね、もう産まれたんだ!赤ちゃんたち、まりさがお父さんだよ。 家族が増えたんだもん!まりさこれからはもっともっと頑張らないといけないね!」 「あ゛がぢゃん゛……。じっがり゛じで!ゆ゛っぐり゛じでい゛っでね゛!ゆ゛っぐり゛じでい゛っでね゛ぇぇぇぇぇ!」 返ってくるはずの無い返事を求めて、れいむは叫び泣きじゃくる。 そんな母親を終始見ていた子ゆっくりたちの目からも、とめどめもなく涙が流れ落ちる。 ただ一匹、まりさは「赤ちゃんたち、ゆっくりしていってね!」と新たな家族の誕生に歓喜するのだった。 「さあて、これで全部の罰は終わりです。みんなお疲れ様!」 お兄さんはダンボール箱を用意し、そこにまりさとれいむと子供4匹、そしてだぜまりさの残骸と死んだ赤ゆを放り込む。 「ボクがお家に運んでいってあげるよ。家族みんなでおうちにかえろ♪」 「ありがとうお兄さん!おうちでみんな一緒に暮らすんだ!ずっとずーーっと一緒だよ!」 「あ゛がぢゃん゛……ゆ゛っ゛ぐり゛…………」 お兄さんはダンボールをゴミ捨て場に捨てた。 そこは一家の新たなゆっくりぷれいす。 みんな仲良くあんよは真っ黒。 お父さんはハゲハゲのねじねじでいつもニコニコ。 お母さんは餡子の塊をぺーろぺーろしながら話しかけ続けます。 ちびゆっくり姉妹達はもう、ゆーーとしか喋れないし、たまに狂ったように痙攣を始めます。 ダンボールのおうちでだぜまりさを食べながら、永遠にゆっくりする時がくるその日まで。 みんないっしょ。 ずっとずっと一緒。 ○最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。 過去に書いたSS ゆっくりいじめ系2467 週末の過ごし方 ゆっくりいじめ系2519 この世の終わり ゆっくりいじめ系2589 UFOキャッチャー このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/shiotaono/pages/185.html
大津ヶ丘駅(おおつがおかえき)は、千葉県柏市大津ヶ丘にある塩田鉄道千葉線の駅である。 駅構造 歴史 隣の駅 駅構造 島式ホーム1面2線のホームを持つ地上駅である。 ■塩田鉄道千葉線 成田・土浦方面 ■塩田鉄道千葉線 柏・水海道方面 歴史 1931年3月12日 開業。 隣の駅 ■塩田鉄道千葉線 空港俊快・特別快速・快速・通勤快速 通過 各駅停車 柏駅-大津ヶ丘駅-北白井駅 塩田鉄道千葉線 土浦-常陸阿見-東下根-牛久-佐貫-羽根野台-利根新町-安食-龍角寺-成田-酒々井-佐倉新町-臼井-宮ノ台-八千代の杜-千葉ニュータウン中央-北白井-大津ヶ丘-柏- 柏の葉キャンパス-野田梅郷-西守谷-小絹-水海道 成田空港支線 成田-新成田-空港第2ビル-成田空港
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1248.html
白線でたら死ぬよな普通 ※CUBE外伝終わんないんだけど・・・ ここは幻想郷、の里、の端っこにある住居。 丁度里の出口に一番近いこの家に住んでいる男、彼は畑仕事もしなければ狩りにも出かけない。 しかし、生活はできている。その理由は毎日やってくるあいつらのお陰だった。 「ゆっ! きょうはここでごはんをたべるよ!」 「だめだよまりさ! ここはにんげんのいるところだよ!」 「だいじょうぶだよ! なにかあったらまりさがやっつけるよ!」 二匹のゆっくりれいむとまりさが森から顔を出し、里へ侵入しようとする。 男は棒を一本持って外へ出た。 「あー、ここゆっくりは立ち入り禁止だよ」 「ゆっ! なにいってるの!? いじわるしないでとーしてね!」 「いじわるなんてしてないよ、ほら、ここを見てよ」 棒で地面をこんこんと叩く。 見てみればそこには一本の白線があった。それは男の住居の淵から村を囲っている柵の淵まで引いてある。 「ちょっと前にドスまりさとかなんとかが人間の住むところとゆっくりの住むところを分けたんだよ、知らなかった?」 「そんなのしらないよ! うそつくおじさんはゆっくりしんでね!」 ゆっくりまりさはジャンプして白線を越えた。 と思った瞬間先程やってきた木々の中に吹っ飛んだ。 「ゆぎいいいいいいいいいい!! いだいよおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 「条約違反だから罰を与えただけだぞ、お前らがここにこなければ痛い思いをしないですんだのに」 男は家の前に置いておいた椅子を引っ張ってそこに座る。ゆっくりが来ない日もあるからいつも椅子は家の前においてあるのだ。 「ゆぎぃ! しね! ゆっくりできないおじさんはゆっくりしね!」 「まりさ! だめだよ! どすまりさのいうことだからしかたないよ!」 れいむがやめるように言うがまりさは男に対しての復讐心しかないようだ。 「まりさをおこらせたばつだよ! ゆっくりしねえええええええええええ!!」 歯を剥き出しにして目は血走っている。どういう構造なんだろうか。 丁度すねの辺りにまりさがぶつかる。痛くないというのは皆も分かるだろう。 「あ、足が線から出てた」 体当たりをされた足は線からはみ出ている。男は反撃しようとするのを止めて足を引っ込めた。 「ゆゆ! にげるなんてひきょうだよ! ゆっくりしねぇ!」 少しだけ顔をほころばせるまりさ。 ダメージに耐え切れず逃げたとでも思ってるのだろうか。 「はい条約違反二回目」 男は棒をまりさの顔面につきたてた。 「いぎあああああああああああああああ!!! あがっ! ゆっぎゅうう!!」 「まりさあああああああああああ!!」 れいむの悲鳴とまりさの絶叫、男は騒音の苦情が出ないかちょっと不安になった。 棒を抜いて線の外に蹴りだす。 「ほら、もう痛い目見たくなかったら来るなよ」 「いっぐ、ゆっぐ、おぼ、えでろおおおお」 まりさはれいむに舐めて貰いながら巣へと帰っていった。 あれだけ悲鳴をあげればびびって他のゆっくりも来ないと思い、男は家に入って寝た。 ■■■ 「ゆっぐぅ、あのおじさんはいじわるだよ! どうしてまりさたちにごはんをくれないの!」 「まりさ……しょうがないよ、どすまりさがきめたことだもん。 ほら、ぺーろぺーろ」 舐めてもらい、傷を癒しながらもまりさは男への復讐を考える。 今回は勝てなかったが、あの男にはダメージを与える事はできたはずだ。 足を引っ込めたのもまりさの攻撃が強烈だったからに違いない。 「ゆっ、れいむもういいよ、まりさはだいじょうぶだよ」 「ゆっ! よかった!」 安堵の表情を浮かべるれいむに対し、まりさは復讐にたぎった目を光らせ、外に出た。 「みんな! ゆっくりきいてね! まりさたちはにんげんにいじめられたんだよ!」 群れのゆっくり達は一斉にまりさを見た。 「どういうこと? とかいはのありすにわかりやすいようにせつめいしてね!」 「わかんないよー、どういうことー?」 「ゆっ! まりさたちがごはんをたべにいこうとしたらおじさんがでてきてうそをついてまりさをいじめたんだよ!」 それを聞いて群れはざわめき始めた。 ゆっくりを苛める人間は許さない、ましてや嘘をつくなんて。 「そんなにんげんゆるせないねー」 「いなかもののにんげんがちょうしにのってるのね! ゆるせないわ!」 人間が聞いたら笑い転げるような光景だろう、ゆっくりだって嘘をつくし弱いものいじめだってするのに。 しかもその大半を行っているのはまりさ種だというのに。 やっぱりゆっくりって単純だ。 「あしたまたあのおじさんのところにいくよ! みんなついてきてね!」 「ゆっゆっおー!」 ■■■ 「眠い……」 男が椅子を反対向きにさせ、背もたれの部分に顎を乗せてうとうとしかけた時、森がざわめき始めた。 またゆっくりだと思って棒を握る。 しかし出てきたゆっくりの数に思わず声を漏らした。 「多すぎだろ」 50匹はいるであろうサッカーボールほどのゆっくり達が一斉に線の前に集まった。 「おじさん! ゆっくりをいじめるのはやめてね!」 「いなかもののおじさんはゆっくりしんでね!」 皆口々に男を罵倒する。 「苛めた覚えはございませんが」 「とぼけないでね! きのうまりさをいじめたでしょ!?」 一匹のれいむが男に向かって叫ぶ。 「何言ってるんだ、言ったろうよドスまりさとの約束だって」 「ゆ!?」 群れはまたざわめいた。 「いいか、この白線のことはドスまりさと寺子屋の人が決めたんだ。俺は門番としてここで働いてるんだよ、ゆっくりが人のところに来ないように、人がゆっくりのところに行かないように」 男は群れの中から一番傷の新しいまりさを見つけてそいつを呼ぶ。 「おい、お前昨日のだよな? 話聞いてなかった?」 「聞いてたよ! でもあれはうそでしょ!?」 「嘘なもんか、ドスまりさは人間より強いらしいんだぞ? 嘘ついたら俺がどうなるかわからん」 それには群れも納得せざるを得ない。 聞くところによればドスまりさは人をも倒せるほどの力があるらしく、それに逆らうことは危険ということだ。 幸いこの群れにドスまりさはいない。 「ってことはさ」 男は続ける。 「嘘ついてたのはお前じゃない」 「ゆっ!?」 他のゆっくり達もそのまりさを見つめる。 「だましたんだねー、わかるよー」 「こんなあぶないところにつれてくるなんてとんだいなかものね!」 まりさは群れのゆっくりたちから体当たりを食らう。 傷の性かすぐにぐちゃぐちゃになっていった。 「どおじべべああえええええええええええええええええええ!!!」 「だからお前のせいだっての」 はぁ、とため息をついて男はゆっくりに言う。 「それにしてもお前らはゆっくりできてないな」 「ゆぅ!?」 その言葉に一斉に振り返って驚きの表情を浮かべる。 怒ったり悲鳴上げたり驚いたり忙しい奴等だ。 「他人の嘘を鵜呑みにしてさ、こんな危険なところに来るなんて。ゆっくりしてないゆっくりだよな」 「そんなことないよ! ゆっくりしてるよ!」 文句を言ってれいむはこっちにやってくる。 「条約違反」 「ぶぎぇえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!」 思い切り突き立てたのでたぶんれいむは死んでいるだろう。 それを無視して話を続ける。 「こうやってわざわざ危険に首突っ込むしさ」 「どうじでごんなごどずるのおおおおおおおおおお!!」 「わがらないよおおおおおおおおおおおおお」 「だからさ、約束だって言ってるだろ? お前らほんと大丈夫か?」 ゆっくりは悲鳴を上げたりがたがた震えたりするばかりである。 埒があかんと男は首を振った。 「じゃあよ、お前らのゆっくりってなんだ」 「ゆっ! あかちゃんといっしょにいることだよ!」 「しょうだよ! おかーしゃんといっしょにいるとゆっきゅりできりゅよ!」 答えたれいむの隣からちいさなまりさとれいむが出てくる。 「ほら! こんなにゆっくりしてるでしょ!?」 「ゆっゆ~♪」 赤れいむを見て皆の顔がほころぶ。 だが。 「条約違反、ラインでてるぞ」 「ぴゅぎゅううううううううう!!」 一匹の赤れいむが踏み潰された。 「でいぶのあがぢゃんがあああああああああああああああああああああああ!!!」 「保護者責任です、お前の責任です」 親れいむを指差すとまた群れがそれに体当たりする。 「ゆっくりごろしのれいむはしね!」 「ごべんだざいいいいいいいいいいいびぇがえ!」 またれいむがぐちゃぐちゃに踏み潰された。 男はまた深くため息をつく。 「なにも殺せとは言ってないだろう……ほんとゆっくりしてないな、おまえらって」 「ゆっ! ゆっくりをころしたゆっくりはしななくちゃいけないんだよ!」 「どうして?」 「おなじいたみをわからせてやるんだよ!」 随分といい頭をしているゆっくりがいるもんだ、と男は思った。 まるで被害者の遺族だな。 「同じ痛み……じゃあお前らが殺したれいむと同じ痛みを味わなくちゃいけないよな? 同族殺しだもの」 男は一匹のちぇんを捕まえて思い切り投げ飛ばす。 「わがんないよおおおおおおおおおおおおおぎぇっ!」 「ぎゅげえええええええええええええ!!」 群れの一匹のまりさに当たって二匹とも絶命する。 「ゆうぅ!! まりざをごろじだちぇんはどごだああああああああああああああ!!」 「わかんないよー! なにするのおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 「おい、ちぇんを殺してもいいがその家族のれいむも殺さないと。同じ痛みを味わせるんだろ?」 「でいぶもじねええええええええええええええええ!!」 「どおじでぞんあごどいうのおおおおおおおおおおおおおお!!」 火に灯油をぶっ掛けたように燃え広がる殺戮の輪。 どこぞのエスパーみたいだ。 「れいむ、憎くないのか? お前の家族を、皆奪っていったまりさを」 「ゆぐぐぐぐぐ! まりざなんがじねええええええええええ!!」 「でいぶがじねえええええええええええええええ!!」 それから30分くらいたった頃。 結局、最後に生き残ったのはれいむだった。 「珍しい、れいむ種が生き残るなんて」 「ごろ……じて……もうゆっぐりできないよ……」 「殺さないよ、線越えてないもの」 疲れ果てたれいむは線に向かおうとナメクジのように這う。 「ゆっ……みんな、いまいくよ……」 線を越えようとしたその時、一匹のまりさが森から出てきた。 「ゆっゆー、まりささまがたべものをいただいちゃうぜ! ゆっ!?」 「……まり、ざ」 まりさはれいむを見つけて心配そうに駆け寄る。 「どうしちゃったんだぜ!? あのおじさんにやられたんだぜ!?」 「ちが、う……れいむが……いけなかったの」 「いまたすけてあげるぜ! かえってぺろぺろしてあげるぜ!」 まりさはれいむのリボンを引っ張り、森の中へ入っていく。 れいむは皆のところにいけなかった絶望と悲しみに打ちひしがれたような顔をしていた。 「さーて、今日のお仕事終わりー」 男は首を鳴らして家の中に入った。 あとがき やめさせろ! ジーン! CUBE外伝書きおわんねーから暇つぶしで書いたよ わぁ、台詞多すぎー こいつが書いた作品 このアフォが書いた作品。 霊夢の怒らせ方 ゆっくりデッドライジング1~3 霊夢のバイト 慧音先生とゆっくり ゆっくりCUBE1~2 ゆっくりと男 虐待おねーさん 紫饅頭にクイズ出せば自滅してくれる 昔の遊び ゆっくり戦争 ドスまりさの真実 妹紅と 雨の日 書いたゲノム兵、神社バイト このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1162.html
食後の余韻 3KB パロディ 小ネタ 現代 BOSSのCMです。めっちゃ小ネタ 食後の余韻 ・BOSSのCMです。 ワンワンワン!!!ワン!! 「シーザーが騒がしいな・・・・・」 政界の大物が食後の余韻を片手につぶやく。 シーザーのいる方向からは『ゆっ!!いぬさんやめてね!!人間さんもどいてね!!!!』 なんて声が聞こえる。 「野良犬が紛れ込んだようです。」 大物の斜め後ろに控えていた秘書が報告する。 大物は顔を少ししかめている。 「ゆ!!!大物さん!!れいむのいっしょうのおねがいだよ!!!れいむにあまあまちょうだいね!!!!」 ふてぶてしくれいむがどや顔で言う。 しかし大物は 「食後の余韻の最中だというのに。」 と少々怒気のこもった声で返答をする。 さらに秘書がこう言い放つ 「愚かな・・・」 「お前が食べられる物の全ては、砂糖!」 ここで大物は一泊置き、もっとも大切な核心部分の一言を口にする。 「ゼロです!!!!」 「砂糖はゼロと・・・・」 秘書が持っていた手帳に砂糖はゼロだと書き込む。 「ゆぅ!!??ゆぐぐぐぐ・・・・話のわからない大物さんは死んでね!!!ぷんぷん!」 なんていいながら来た道を帰っていく。 ――――――――――――――――――――― 大物の庭の手入れにやってきたゆうかを見つけわざとぶつかりながら。 「じゃまだよ!!どいてね!!!!」 なんていいながら体当たりしていった。 その衝撃で少しゆうかが転倒しそうになるが何とか持ち直し 「お高くとまってるんじゃないわよ!!!」 と言い返した。 ――――――――――――――――――――― そのころ大物は食後の余韻を楽しんでいた。 「良い食後の余韻だ。」 「は、」 「庭が見違えるようだな。」 感心したように大物が言う。 「庭師を変えさせました。」 これまでのあのみょんは酷かったのだ。卑猥でもあったので変えさせたのだ。 「優れた腕に掛かると、秩序無き所に調和が生まれる。国の舵取りと同じだ。」 威厳のこもった声で大物が秘書に話しかける。 「見事な洞察です。」 秘書はただ答える。 大物は庭の手入れをしているゆうかを見つけた。 「あれか・・・・」 「はい庭師の佐藤さんのゆうかです。」 大物は立ち上がりゆうかにむかって 「ゆうか!」 と呼ぶ。ゆうかは驚いたように 「は、はい!」 と返答。急いではしごから降りる。 「佐藤ゆうか!お前がこの邸をクビになる可能性は」 「はっ!」 ゆうかは土下座をしながら怯えた様に次の言葉を待つ。 が、大物は先程とは対照的に優しさのこもった声でこういった。 「ゼロです。」 「は、はい!」 ゆうかはとてもうれしそうに感謝しながら頭を深々と改めて下げた。 「佐藤はゼロと・・」 またも秘書はメモをする。 ――――――――――――――――――――― ~砂糖ゼロです。BOSS『食後の余韻』~ ――――――――――――――――――――― 秘書がゆうかの顔を見て一言こと 「かあさん・・・・・・・・・・・」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― あとがき デゥクシwwオウフwwww。CM見てすごく何とかしたくなったよ!! 何がしたいのかは全く謎だけどね♪てへっ♪ 最後がとんでもなく無理やりなのは、最初のれいむしか考えてなかったからだよ! 無理矢理でごめんね! 無理矢理ってなんかエロイね!!どうでもいいね♪ れいむがどうなったかはじぶんでかんがえてね!!むのうはきらいだよ!!!! あと過去に僕が書いたのも暇だったら見てあげてつかーさい。 簡単に言っちゃえば希少種優遇、俺の愛の塊みたいなの。 ヤッヒー!俺キメェェェェェェェェェ あともうすぐ3あげる予定なのよん。 過去作 ふたば系ゆっくりいじめ 517 てるよ ふたば系ゆっくりいじめ 520 てるよ2 ~俺と希少種と森と~ トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ブラックがいい -- 2016-01-30 20 11 01 なにこれ -- 2012-06-30 01 31 50 なんだこれwww -- 2011-10-17 23 34 42 カレーは飲み物だけど MAXコーヒーは飲み物じゃない -- 2010-11-13 01 18 12 ゼロです。 -- 2010-09-24 20 35 38 MAXコーヒーはジョージアシリーズの最高傑作 -- 2010-08-11 20 19 09 MAXコーヒーって練乳入りで糖尿病になりそうなほど甘すぎる -- 2010-08-11 07 24 29 あのこーひーさんはそれなりーだったよ!! じょーじあさんのまっくすこーひーさんはとってもあままでしあわせーだよっ!! -- 2010-07-16 20 46 03
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2238.html
※罪の無いゆ(ry ※人間がとことんゲスでゆっくり出来ません そういうのを受け付けない人は読まない方がいいです ※微スカ描写 ※ドス警報 悪意 作者:古緑 春 男は苛立っていた 何に苛立っていたかはどうでもいいことだが とにかく何かに対して思いっきりぶつけてやらなくては気が済まない程度の苛立ちだった 「こんな時はあのクソどもに限るわ」 そんな事をぶつぶつと呟き、男が踏み入ったのはとある森の道 村の近くで男が求める生き物が数多く生息する唯一の場所だ 少し前に移住してきた群れで、今では我が物顔でこの地に住み着いている 昔は男の友人とともに基地などを作って遊んだ森だが 今では用も無い場合には立ち入ってはならぬ場所とされている 「『ゆっくりぷれぇす』ってか…ナメやがって…」 男はそう呟くと靴の裏に何か柔らかいモノを踏んだのを感じた 立ち止まって靴の裏を覗くと黒いモノがこびり付いている 餡子だ 「あんのクソ饅頭どもが!!死ぬまでブン殴ってやる!!」 男が探しているのは「ゆっくり」、ちなみに踏んだのはその糞だ 男は不定期に訪れる苛立ちを春先から森に住みだしたこのゆっくりにぶつけていた 群れを統べるゆっくりと村との約束により、 人間とゆっくりは互いに干渉しないよう決めてはいるが 男はそんな事はどうでもいい、バレたってせいぜい村長に小言を言われるだけだ それにあのクソどもが苦しむ姿を見ると胸がスカッとするんだ どうしてやめられようか そんな事を考えながら男はゆっくりの巣を探しだした 「ゆっくりしていってね!」 何かが跳ねる音を聞き取った男は後ろを振り返ると ゆっくり流の挨拶をしながらこちらに跳ねてくるゆっくりまりさがいた 人を小馬鹿にしたような目つき、モタモタした跳ね方 全てが男を苛つかせた 「おにいさんもかりにきたの?ゆっくりできるくささんならまりさがきたほうこうにあるよ!」 黒い帽子をよく見ると帽子の端から草が飛び出している 巣へと戻る途中だったのだろうかニコニコと機嫌良く男に話しかけてきた 「…何勝手に山菜取ってんだよ?ここは俺らの場所だろうが」 「ゆっ?なにいってるのおにいさん?くささんはみんなの」 「オラァ!!」 森の奥まで届きそうな怒号と共に男の蹴りがまりさの口に突っ込まれた 嫌悪している相手に口答えされた事に腹を立てた男は 今日はコイツにしようと決めた 「ゆぐあぁぁぁぁぁ!?だじずるのぉぉおぉおぉぉ!?」 「うっせぇんだよクソ饅頭…お前の薄汚ねえガキどもがいる巣の場所、教えろ」 「ゆっぐりじねええええぇぇぇ!!」 男は向かってくるまりさの右目に向かって足を突き入れた 短い悲鳴を上げ、その場にうずくまって震えるゆっくりまりさ もう向かってくる気はなさそうだ 男は素早く帽子を奪い取り自由な方の手でまりさの髪の毛を掴み上げた パラパラと山菜が地に落ちていく 「お前のカスみたいな家族がいる薄汚い巣にこの俺様を招待させてやるっつってんだよ 三回目言わせたら残った方の目もエグってやる」 「ゆっぐ…ゆ…いやだよ…おまえみたいに ゆっくりできないじじいのいうことなんかしんでもきけないよ…」 「あっそ」 五分程も眼を瞑って震えていただろうか まりさが顔を上げると男は消えており、帽子もいつの間にか被り直されていた 「ゆっ…?ゆめ…?ゆうッ…!!」 まりさが口を動かして喋ろうとすると口の中全てが強烈に痛みだした 右目も見えないままだし、まわりには山菜が散らばっている 男がまりさに暴行を加えた事は現実の事だとわかったが どうして急にいなくなったのか、まりさにはワケが分からなかった 「(あのにんげんがきまぐれでまりさたちをゆっくりできなくさせるのはよくわかったよ… ぜんぜんゆっくりしてないよ…こうなったら…どすにいってせいさいしてもらうよ…)」 まりさは痛みで口を開いて喋る事も出来ず 怒りを燃やしながら散らばった狩りの成果を掻き集めはじめた 「(でも…そのまえにおうちにもどって…ちょっとゆっくりするよ…れいむに ぱちぇをよんできてもらって…いたいいたいもゆっくりなおしてもらうよ…)」 会った時よりも更にゆっくりと跳ねて行くまりさを 遠くに見ながら男は醜く頬をつり上げていた 「バカ饅頭が…『にんげんしゃんがいにゃくにゃってあんちんー!』だとか思ってンのか?」 以前から何度もこの群れにストレス解消に来た際に まりさ種は個体によって性格が著しく異なり、簡単に巣の場所を吐く薄情な個体から 死ぬまで吐かない根性のある個体までいる事を 男は経験から『よく』知っていた どちらにしろ巣の位置が分かればいい 前もって知っていたドスの洞窟からも離れていく事から自分の巣に向かうのだろう 男は時折痛そうに跳ねるのを止めて震えるまりさを見て声を殺して笑いながら ゆっくりと後を付けていった 出会った場所から巣までの道は案外短く、3分も歩くとゆっくりまりさが 草と枝でカモフラージュされた巣の前で立ち止まったのが見えた あそこだ まりさが何やらまごまごしていると思ったら口を使って草と枝を取り除く事が出来ないようだ だがもうそんな事で悩む心配は無い もうその口は悲鳴を上げる事しか使い道が無くなるからだ 「よぉ…散々ゆっくり跳ねやがって、ゆっくりしすぎなんだよ」 「ゆッ!!?」 男は今度は帽子ごと頭を鷲掴みにして頬をブン殴った メチャメチャに蹂躙された口内を更に外から痛みめつけられる事で まりさは声も上げられず悶絶した 男は巣から少し離れた叢にまりさを落とすと 悶絶しているまりさの底部や下膨れの部分に 間を置く事無く蹴りを入れ続けた 「見逃して! やったと! 思ってたンのか!? ンン!? オラァ!」 「ゆぐッ! ゆッ! ぶぅッ!」 顔を真っ赤にした男が脚を降ろすとまりさはもう虫の息だった 半開きの口からは涎が筋を作り 朝には番に綺麗にしてもらったのであろうその肌には 男の足跡がいくつもの形を残しところどころ破れていた その様子を見た男は少しは満足したのであろうか 微笑みを浮かべながらまりさに唾を吐きかけ 巣の前にあるカモフラージュを除去し始めた 巣の前からカサカサと音が鳴る ゆっくり出来る音、安心出来る音、まりさが帰ってきた音… まりさが帰ってきたのだ 今日はゆっくりしすぎだよまりさ! でも今日はおちびちゃん達のために遠くまでゆっくり出来る草さんを 採って来るって張り切っていたから、今日のご飯もゆっくり出来るよ! 「ゆっ?おかあしゃんがかえってきたよ!」 「まりさ!おかえりなさい!いまいくよ!」 草や枝をどける作業が終わったのだろうか 巣の中には太陽の光が入り込み、巣の中からではそれは逆光になってよく見えない 太陽の光をその背に浴びながら まりさは巣に入ってきた 男に蹴り入れられて ズズッと音を立ててまりさはゴミのように蹴り入れられた 番のゆっくりれいむが一瞬それを愛する番だと わからないぐらいボロボロにされたまりさは光の無い左目でれいむを見つめていた 「逃げて」と言いたいのであろうが もう声を上げる気力も無い 「ゆあああぁぁぁ!?まりざああぁぁぁ!?どうじでえええぇぇぇえぇぇ!?」 「おがあ”しゃんなのぉ”ぉ”お”ぉ”ぉ”!?」 男はその様を微笑みながら眺めるとゆっくりと右手に手袋を嵌めた 右膝を地につき、巣の中へ右手を伸ばすと 涙と汗でくしゃくしゃになったゆっくりれいむの髪を掴み、巣の外へと引っ張りだした 「おっはークソ饅頭!愛しい金髪饅頭を送ってきてあげたよ!ゆっくり感謝してねー!」 前髪を掴まれ前後にゆらゆらと揺れるゆっくりれいむ 群れの中では特に聡明なこのゆっくりれいむは即座に この男が番のまりさをこんな酷い姿にした張本人だと判断した 「ッ!!」 ゆっくりれいむは憎しみを込めた眼で男を睨みつけながら 前後への動きを利用して男の手に噛み付いた だが、ゆっくりの咬力は元々それほど強くなく まして手袋を嵌めている男の皮膚を裂く程のモノでは無い 「こんの…!!」 しかし軽蔑している相手から、完全に下に見ている相手から 明確なる反撃を受けたとき人間がとる行動は 相手の取った意外な行動に怯み、引き下がるか 「クソ饅頭がぁ!!」 相手に対する嫌悪感を増幅させ、更に凶暴になるかのどちらかだ 男は微笑みを消す代わりに紅潮させた頬を噛み締め ゆっくりれいむを先ほどの叢へと投げ捨てた 「テメェは死ぬ程後悔させてからぶっ殺してやる!!ぶっ殺してやる!!」 怒りで狂ったように喚く男は今度は素手で巣に手を突っ込み 中から一匹、また一匹と小さいゆっくりを取り出した この番の子はまりさ種が2匹でれいむ種が3匹、大家族だ 「ゆあぁぁぁぁ!!ごわいよおおぉぉぉおおぉおぉ!!!」 「おがあしゃんだずげででええぇえぇぇええええ!!!」 「おかあさん助けてだと!?フザケやがって『お仕置き』を受けろ!!」 「おちびちゃん!!やめてええええぇぇええぇ!!!」 「ゆ”あ”あ”」 あの噛み付いてきた方のゆっくりと同じ姿をした赤ちゃんゆっくりを 男は万力の力を込めて一瞬で握りつぶした 丁度叢から這い出てきたゆっくりれいむは 赤ちゃんゆっくりが泣いてる途中男の手に握られて見えなくなった所を 指の間からおちびちゃんの中身がぼたぼたと音を立てて地に落ちていくのを 男がそれを見て下卑た笑みを浮かべる様を しっかりとその目で見た 「よぉ!ゆっくりの癖にゆっくりしないで出てきたじゃねぇか! ホレ汚ねぇガキ返してやんよ!」 男が我が子だったモノを自分の顔に投げつけた 目の前に落ちる姉妹の中でも際立って美しい黒髪に映えていた その紅い紅い髪飾り 「ゆぎゃやあああああああ!!!おねえぢゃあああああん!!!」 「おかあざああああああああああん!!!おねえぢゃんがあぁぁぁぁ!!!!」 我が子の悲鳴と死体 それらを全て生み出しながら薄ら笑いを浮かべる悪魔に向かって ゆっくりれいむは我を忘れ飛びかかった ゆっくりれいむが最後に聞いた家族の声は 子供達の悲鳴だった 「ホラ饅頭ちゃんゆっくりしないで起きてねー」 それからどのくらい経ったのか あの悪魔の声で眼を覚ました あれからどうなったのかは体の状態が物語っている まりさと同じように口の中を蹴り回され 散々殴られた挙げ句底部を引き裂かれたれいむは 放っておけば自ずと死を待つのみといった状態にされていた れいむを殺したいのなら早く殺せばいい でもおちびちゃん達は無事に…おちびちゃん達は…!? 「お…ちび…ちゃ…ん」 「ハイハーイ!おちびちゃん達ならここでしゅよー! 『ついでに』金髪饅頭もいるけどねー!あっ!こんな弱っちーのなんて要らなかったかな?」 れいむの眼にはおちびちゃん達は映らない 男の声がする方向はもっと右の方だ れいむは横たわった自分の体を、痛む顎をやけくそのように使って 男の声がする方向まで向けた その眼に映った光景は 「舐めたマネこいてくれた紅白饅頭ちゃんの大事な家族は 水饅頭になっちゃうのでしたー!スゲー出るわ!ハハッ!溶けてるし!」 「………………あ”…あ”ぁ”…………おぢび……ぢぁ”ん………」 男は激情に任せて握りつぶした最初の赤ちゃんゆっくりれいむ以外を 出来る限り原型を留めたまま殺した その死体を巣の中から引きずり出して来たのであろう 死にかけのまりさの上に載せて小便をかけていた まりさにはまだ息が有ったようでピクピクと時折その身を震わせて れいむを感情の無い目で見つめていたが 男が事を済ませる頃には 全く動かなくなった 「すっきりー!ってか!いやー、家族皆で頑張ってくれたおかげで かなり機嫌もよくなったよ!次来たときまだ生きてたらまたヨロシクな!」 「……………………………! …………『まだいぎてだら』……?れいむが…?…それともじじいが…?」 「あ?」 くたばり損ないの饅頭の眼に一瞬光が灯ったように見えたが 今度はワケの分からない事をほざき始めた もう考えて喋るだけの脳みそ…いや、餡子も無いんだろ、 すっきりさせてくれたお礼だ 一瞬で家族の元へ送ってやっか! そう思ってゆっくりれいむの前に立ち脚を上げた瞬間 体が吹っ飛んだ 「ゆっぐり出来ない人間はゆっぐりしないで森から出て行けぇ!!!」 「う”ぁあぁ………てんめぇ……化け物饅頭がぁ……!」 熱中しすぎだ こんなデカイのが来るのに気付かなかったなんて こりゃあ立ち上がんのにも難儀しそうだ 腕が砕けてんのか?全然動かねえ ドスまりさは群れのれいむが人間に殴られているとの報告を受けて 急いで駆けつけて来たのだ ルールを破った人間には罰を与えなくてはならない ドスまりさは出来るならこの場で殺したい人間に対して 怒りで震える声で告げた 「……『ゆっくりを森の中で殺した人間はドスと村長で裁く』…村長さんとの約束だよ…!! ゆっくりしないでとっとと出て行ってね…!!顔は覚えたから明日には罰を受けてもらうよ…!!」 「ハ…へヘ…!…『約束』ね…どいつもこいつもおめでてーなお前等饅頭は…! 知らねえ癖によ…あのジジイがお前等に対してどういった類いのおもてなしをする人間か…」 ゆっくりと時間をかけて回復した男は 口汚く罵りながら立ち上がった そして罵りながらもじりじりとドスまりさから距離を取っていく ドスまりさの攻撃射程距離を理解しているのだ はな垂れの頃から村長に教わった教えを 男はこの窮地で初めて実践する事になった もっともその表情には先ほどまでとは違い、明らかな怯えが混じっているが 「ゆっくり黙ってね…でないとここで永遠にゆっくり出来なくさせるよ」 「覚えておけクソ饅頭ども!!オメェ等なんぞ 村の女子供やババアの茶のつまみに過ぎねえんだよ! せいぜいガキ共から眼を離さねーこったな!!」 吐き捨てるようにそう言い放つと 男は背を向けて足を引きずりながらぎこちない小走りで 村の方向へ去っていった 「やったねどす!さすがだよ!これでゆっくりできるね!」 「まだまだゆっくり出来ないよ! ぱちぇを呼んでれいむを助けてあげてね! 今ならまだ間に合うかも知れないよ」 隠れて見ていた状況を理解してない群れのゆっくり達の賞賛に困惑しながらも ドスまりさは今まで感じた事の無い胸騒ぎがした あの男の言っていた事だ あの村長がどんな人間か?とはどういう事か あの時会った時はとても素直な人間さんだと感じた 少なくともあの外道よりは信頼出来る筈だ それに子供達から眼を離すな? どちらにせよ行かなくてはならない 明日朝一番に村へと群れの精鋭達をつれて抗議に行こう 餡子が流れるのを止める葉を銜えてやってきたゆっくりぱちぇりーに 傷ついたゆっくりれいむは助かると告げられても ドスまりさは男の残した不穏な台詞のせいでゆっくり出来なかった 次の日、ドスまりさはその言葉の意味を あの男が自分達を「饅頭」としか呼ばなかった理由を知る事になる 続
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2062.html
ある夏のれいむ一家 37KB 自業自得 自滅 野良ゆ 赤子・子供 ゲス 現代 このssは、ほんの少しのうんしーと適当な設定で出来ています ・なんか設定におかしい部分があるって…? そういう細けぇ事はいいんだよ!って事でお願いします。 勿論細かいことで済まされないなら喜んで叱られますが。 では、ゆっくりしていってね!!! それはサンサンと太陽が照りつける、ある夏の暑い日の出来事。 ××県は湯逆(ゆさか)市内の公園にて。 小さな噴水が片隅に鎮座しているこの公園は今日も人々の憩いの場として親しまれている。 が、ここは自然が豊かな公園。勿論集まるのは人間だけとは限らない。 身を隠す場所も大量にあるが故に、集まるのはほんの少しの野良犬や野良猫、そして――― 「おちびちゃん!きょうもいっしょにみんなでゆっくりしようね!」 「ゆっくち!ゆっくち!」 「れーみゅおにゃかしゅいちゃよ~…」 「きゃわいいれーみゅがだれきゃにあみゃあみゃもらえりゅようにいっちぇみりゅよ!!」 「じゃあまりしゃもてつだうんだじぇ! だれでもいいかりゃあみゃあみゃうばいとっちぇやりゅんだじぇ!!」 「ゆゆ~ん♪みんにゃゆっくちしちぇりゅにぇ!!きゃわいくちぇごめんにぇ!!」 野良ゆっくりだ。 平日ならば人も少ないこの公園は野良ゆっくりにとって絶好の住処である。 普通ここまで整った環境であれば野良ゆっくりであふれ返ると思われるが、そんなことはない。 馬鹿な野良は、餌を採りに行く際に下手を打って皆死んでしまうので適度に数が減るのだ。 おまけに何も考えずに公園を荒らしまわる馬鹿も、 人間が手を下すまでもなく縄張りを荒らされて怒った野良犬なんかに殺されるので景観が損われることも無い。 よって、ここには上手く立ち回り静かに生きる(比較的)善良な野良しか住んでいなかった。 その筈なのだが・・・ 「むーしゃむーしゃ、それなりー。 まったく!ぐずのまりさのせいでこんなものたべなきゃいけないよ!! こうえんさんはもっとしんぐるまざーのれいむにやさしくしてね!ぷんぷん!!」 「げっぷ。おなきゃいっぱいになっちゃよ! でもあみゃあみゃならもっちょたべれりゅかりゃだれきゃもっちぇきちぇにぇ!たくしゃんでいいよ!!」 「おちょーしゃん・・・じゃなくちぇあにょやくたたじゅがいけにゃいんだよ!! でもしゃいごにあみゃあみゃたべしゃしぇちぇくれたのはほめちぇあげちぇもいいよ!!」 「あんにゃぐじゅまりしゃのことはもういいのじぇ! おなきゃいっぱいになっちゃかりゃこれかりゃみんにゃでぴょんぴょんちてゆっくちしゅりゅのじぇ!!」 どこをどう見ても賢くも善良にも見えない、花壇の花を食い荒らす饅頭一家がひとつ。 成体れいむが一匹に赤れいむが三匹、そして赤まりさが一匹という構成だ。 飛び交う言葉の汚さとは裏腹にその体は野良にしては意外と綺麗である。 しかし一家全員。特に親らしき成体れいむが醜く膨れ上がっていた。 ロクに動きもせずに食っちゃ寝食っちゃ寝していればこうなるという見本のようだ。 それでも構わず、醜い体を揺らして赤ゆたちは跳ね回る。 「ゆっゆ~ん!おちびちゃんたちとってもゆっくりしてるよぉ~!! さすがかわいいれいむのじまんのおちびちゃんだよぉ~!!!」 そして親れいむはそれを見てニヤニヤと笑っていた。 れいむ自身は微笑ましく笑っているつもりなのだろうが、傍から見れば気持ち悪い事この上ない。 心根の醜さが顔に表れているのだろうか。たったそれだけでせっかくの整った公園の光景が台無しだ。 「おっきなたてものしゃんにいちばんのりだじぇ!まりしゃのかちなんだじぇ!!」 「ゆふっ!ゆふっ!こんなにたくしゃんうんどーちたのはじめちぇだよ!!」 「もうしゅこしちたりゃまたごはんたべようにぇ!! しょのまえにおにゃかしゅかしぇるためにうんうんしゅるよ! きゃわいいきゃわいいれーみゅのしゅーぱーうんうんたいみゅはじまりゅよ!!ちゅっきりー!!!」 「ごはんのまえのうんうんはゆっきゅちできりゅにぇ! れーみゅもちーちーちたくなっちぇきちゃよ!ちゅっきりー!!!」 人が居ない公園を我が物顔で跳ね回る赤ゆっくり。 この公園の象徴とも言える噴水の前で排泄物を撒き散らしている。 人目が無いからといってやりたい放題だ。もっとも、あったらしないのかと言われても微妙な所だが。 「れーみゅちーちーちたかりゃまたぴょんぴょんできりゅよ!」 「まりしゃなんきゃもっちょいっぱいとべりゅんだじぇ!」 「れーみゅだっちぇもっちょぴょんぴょんできりゅよ!ゆっくちみちぇちぇにぇ!」 早速出すものを出して身軽になった赤ゆたちはそこら辺を跳ね回っている。 しかし、ただでさえ運動に慣れていない様子の赤ゆっくりが身軽さを持て余して跳ね回った場合どうなるのか? 答えは至極簡単。 「ゆっきゅち!ゆっきゅち!ゆ・・ゆっ!?ゆぶっ!!!」 「ゆっ?ちゅるっちぇ・・・ゆげっ!!」 「ゆ、ゆ、ゆ・・・おちりゅっ・・・ぎゅ!!!」 「ぴょーんぴょーん・・ゆっ?おしょらを―――ゆぴゃん!!」 踏み外して噴水へとダイビングだ。 慣れない体を目一杯使った結果、真っ直ぐ跳ねれずバランスを崩す。 噴水の淵で調子に乗って飛び跳ねていた赤ゆたちは、当然のようにあんよを滑らせて全員噴水の中に落ちてしまった。 「ゆっゆ~ん♪ゆ……お、お、お、おぢびぢゃぁぁぁ゛ぁ゛ん゛!!?ゆっぐりじでぇぇぇ゛ぇ゛!!!」 突然噴水に落ちて視界からなくなった我が子に、慌てふためき噴水に跳ね寄る親れいむ。 だがそんな事は関係が無いとばかりに、相も変わらず昼下がりの公園は静かで平和そのものだった。 ある夏のれいむ一家 「おちびちゃぁぁぁん!!ゆっくりじでぇぇぇぇ!!!」 急いで噴水の中を覗き込む親れいむ。赤ゆっくりたちは… 「ゆぴぃぃぃ!!!いぢゃいよぉぉぉ!!!だれきゃたしゅけちぇぇ!!」 「・・・・・・」カリカリカリカリ 「ゆんやぁぁぁ!!かべしゃんどいちぇにぇ!れーみゅをだしちぇにぇ!!」 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っ・・・いぢゃいぃぃ・・・」 なんと生きていた。 壁に体当たりするもの。痛がって助けを呼ぶもの。黙って壁に対して歯を立てているものと様々だ。 ついでに打ち所が悪かったのだろうか、死にかけているものもいる。 幸運というべきか。水が溜まっていないおかげで何とか生き延びることができたようだ。 どうやらこの地域は最近日照りが続いていたので、断水の令が出されていたようだ。 噴水にまで水を回していられない、と言う事で真っ先に止められたのだそうな。 よって噴水の中に落ちても打ち所が悪くて怪我をすることはあれど、溶けて死ぬことは無いのである。 もっとも、ここに棲みつく野良ゆっくりであれば誰もが噴水が危険だということは知っている。 人気が全然無く、堂々と公園内を闊歩できるこの時間帯でも噴水周辺に誰もいないのはそのためだ。 この一家がこのような事態に陥ったのは、単に赤ゆっくりの危機意識の無さと親れいむの管理不足であろう。 そもそも何故この一家は噴水にのこのこ近づいたのだろうか? 実はこのれいむ一家。つい最近まではおうちである公園のダンボールハウスからほとんど出たことも無かった。 住処の確保から日々の食事までを、全てつがい兼父親のまりさに任せていたためである。 道端で転がっていたところをおちびちゃんが欲しいと言うまりさに誘われ、ひょいひょいついていったれいむ。 そこで待っていたのは、とことんまで堕落した日々であった。 まりさが苦労して作った雨風防げるシートをかぶせたおうちに居座り、ただ餌を貪るだけの毎日。 にんっしんっ中は 「れいむはかわいいあかちゃんをうむためにたくさんえいよーがいるんだよ!」と言って動かずに食べ続ける。 そしてしゅっさんっ後は 「かわいいおちびちゃんがおなかすかせてるでしょぉぉぉ!!? れいむはこそだてしなきゃいけないんだからゆっくりしないでたくさんごはんもってきてね!!」 と言って、おうたという名の雑音を響かせる以外のことを何もせずに餌を貪り排泄物を撒き散らした。 しかも排泄物の処理までまりさに任せで、少しでも不満があるならまりさを罵倒して溜飲を下げるという徹底ぶり。 赤ゆたちもすっかり父親であるまりさを『何でもしてくれる奴隷』としか見なくなってしまった。 当然まりさは全くゆっくりできない。普通なら逃げ出しているところだ。 が、念願のおちびちゃんは放っておけないし、それを盾にしてれいむはあれこれ要求してくる。 それに対して何もできないまりさは馬車馬のように働くしかなかった。 まあ、元はと言えばまりさの自業自得である。 恨むならこんなれいむを選んでしまったアマギられたかの如く見る目が無い己を恨むべきだろう。 さて、そんな生活を始めてから一ヶ月。とうとうまりさは過労で動けなくなって死んでしまった。 自分の体を食べさせて我が子を生き延びさせてくれと言う遺言を残して『さあおたべなさい』を敢行したのだ。 が、当然そんな遺言を餡子脳丸出しのれいむが聞くわけが無い。 たったの二日で子供たちと共に全て平らげてしまった。しかも半分以上は自分が食べた。 こうして哀れ、ゆん生を懸けたまりさの努力の成果の大半はれいむの腹に収まったのであった。 そして残ったのはでっぷりと膨れたしんぐるまざーの一家だけだ。 「どぼじでごはんがないのぉ゛ぉ゛!?あのやぐだだずぅぅぅ!!」 「まっちゃきゅ!あにょくしょまりちゃはやくにたたないにぇ!れーみゅおこっちぇりゅよ!!!」 「れーみゅおなきゃしゅいちゃよ!はやきゅもっちぇきちぇね!!ぴゅきゅー!!!」 「もうがまんできにゃいよ!まりしゃおしょとにとりにいくよ!!!」 「ゆわーい!おしょとにでりゅにょはじめちぇだよ!!」 食べるものも早々に無くなり見当違いの方向に罵声を飛ばしながら、 赤ゆっくりにとっては初めて。そして親れいむにとっては久しぶりに外へ出るのだった。 初めての外出に興奮を抑えきれずにはしゃぎまわる赤ゆたち。 しかし、今まで運動の経験も無いのに思うように跳ね回れるわけがない。 一方の親れいむはこの一ヶ月間の自堕落な生活によって、外の脅威について完全に忘れてしまったらしい。 本来外の事を何も知らない赤ゆに代わり警戒しなければならないはずのれいむがこの様だ。 このような事態に陥ってしまったのは当然であると言える。ぼせい(笑)ではこの辺が限界という事なのだろう。 元々つがいのまりさを自分が喰らった事も二日で忘れる餡子脳だ。覚えていないのも仕方ない。 そもそも、こんな能無しれいむがどうやって今まで生きてこられたのか?それは誰にも分からない。 親が異常なまでの過保護だったのか。まりさの様なゆっくりに寄生してきたのか。あるいは、その両方か。 いずれにせよ、もはやそんなことはどうでもいいことだろう。 肝心なのは赤ゆたちが今、死刑台の上でカウントダウンを食らっている様な状態だと言うことだ。 まりさが作った頑丈なおうちに篭りきりだったこの一家が気づくはずも無いだろうが、 実は昨日一日中ずっと弱い雨が降り続けていたのだ。 もっとも夜明け前には上がり、地面も正午にはほとんど乾いていたのだが。 よって、今朝には一般家庭の断水が解除。今日の午後六時には噴水も復活だ。 余談ではあるが、噴水には加工所特製の対ゆっくりフィルターが取り付けられている。 不思議饅頭数個分の餡子程度ならば詰まることも無いだろう。 ともあれ現在の時刻は午後三時半。赤ゆたちが噴水に流されて死ぬまで、あと二時間半。 ―――――――――― 「おぢびぢゃぁぁん!!だれがだずげであげでねぇぇ!!!」 刻一刻と我が子に死が近づいていることなどちっとも知らない親れいむ。 しかしそれでも噴水から出ることができない赤ゆたちを見て、助けなければという気にはなったようだ。 しかし、噴水周辺には人っ子一人通らない。 それもそのはず。動かない噴水を見たがる人間など、そうそういないだろう。 いたとしても明らかに野良ゆっくりとわかる汚い大声がする方に行きたがる物好きはいなかった。 自分で人を寄り付かない様にしているとはちっとも思わない親れいむ。自分が入って助ける気は全く無いらしい。 噴水の壁の高さは親れいむの目線もない。赤ゆっくりが居る内側でもれいむの全長程度である。 成体ゆっくりなら、全力で跳躍すればいくら運動能力がブービーのれいむ種でも十分な筈なのだが… おそらくは動きたくないのだろう。本当に子供を助けたいのだろうか? 「ゆぴぃぃぃ!まりしゃしゃまのまっちろなはがぁぁぁ!!!」 そうしている内に、無謀にも壁を掘ろうとしていた赤まりさの歯がボロボロになっていた。 「ゆひぃぃ!!もうむ~ちゃむ~ちゃできないんだじぇ!!だれきゃたしゅけりゅんだじぇ~!!!」 タイル張りされた噴水の壁に砂糖細工の歯が太刀打ちできるはずも無い。妥当な結果だろう。 「おぢびぃぢゃぁぁ゛ぁ゛ぁ゛ん!!!いやぁぁぁぁ゛ぁ゛!!!」 そして悲惨な我が子の姿を見て叫ぶ親れいむ。 が、それでもれいむは全く動こうとしない。筋金入りの面倒臭がりだ。 「ゆ、ゆっくりしていってね。…どうしたの?あんまりみないれいむだね」 「ゆっくりしていってね。あとあんまりうるさくしないでね。にんげんさんにめをつけられちゃうわ」 そんな時、草陰から二匹のゆっくりがガサッと出てきた。 成体のまりさとありすだ。一定の距離をとって、なにやら親れいむを警戒しているようにも見える。 「ゆ!!いいところにきたよ!れいむたちをたすけてね!」 「…やっぱりこんなれいむしらないよ。きっとよそのゆっくりだね」 「ありすとまりさはこのこうえんにすんでるゆっくりなのよ。 おちびちゃんをたすけてっていってたけど、なにかこまってるの?」 二匹はこの公園に住むゆっくりだった。 どうやら噴水近くで騒ぎ立てる見慣れないれいむを見かねて、恐る恐る接触を図ってきたようだ。 「そんなのどうでもいいからかわいいれいむのおちびちゃんをたすけてね!!」 「おちびちゃん…?どこにいるの?」 「このおっきなたてものさんのなかだよぉぉぉ!!」 れいむの言葉を聞いて二匹は考え込む。 れいむの目線は噴水に。そしてそこから聞こえるのは赤ゆっくりが泣き叫ぶ声。 「たてものさん・・・ふんすいさんのことかしら?…なんでふんすいさんなんかにちかづいたの!?」 「そうだよ!ふんすいさんはおちるとゆっくりできないからちかづいちゃだめっていわれなかったの!?」 いっせいにれいむに対して怒鳴る二匹。それもそのはず。 まりさの言うとおりこの公園に住む野良の中では、噴水に近づくなと言うのはもはや常識だったのだから。 そんなことも知らずにむざむざと我が子を危ない目に遭わせた親れいむに二匹は怒りを露わにした。 「そんなのしらないよ!!いいからさっさとおちびちゃんをたすけてね! はやくしないとれいむがせいっさいっするよ!!!」 しかし、れいむは二匹の説教を全く聞かずに一方的な要求を突きつける。 残念ながら、そんなれいむに返ってくるのは冷たいだけ視線だった。 「…そんなにだいじなおちびちゃんなら、なんでれいむがたすけにいかないの?」 「れいむがちゃんとみてなかったからおちびちゃんはふんすいさんのなかにおちちゃったんでしょ? じゃあれいむがまずたすけようとがんばってみるのがとかいはじゃないのかしら」 まりさとありすの言うことはもっともである。 だが、きっと今まで平和に暮らしていたのだろう。この二匹は少し解っていなかった。 ゲスの自分勝手な思考と、でいぶの餡子脳の恐ろしさを… 「どぼじでぞんなごどいうのぉぉ!?でいぶはしんぐるまざーなんだよ!かわいぞうなんだよ!! がわいぞうなでいぶにやさしくするのはとうぜんでじょぉ!?いいがらざっざどじろぉぉぉ!!!」 「「ゆ゛っ!!?」」 予想通り、まりさとありすの正論はあっさりと切って捨てられた。 ここまで言えば解ってくれるだろうと思っていた二匹にとっては思わぬ誤算だ。 「しんぐるまざーって…たしかにかわいそうだとおもうけどそれとこれとはかんけいないでしょ?」 「それにきいたことにちゃんとこたえないなんてとかいはじゃないわ!!」 「いいがらさっさどだずけろぉぉぉ!ぐずはでいぶがやっつけるよぉぉ!!」 「「・・・・・・」」 黙り込む二匹。ようやく『何を言っても無駄』ということに気がついたのだろうか。 少しれいむから視線を逸らして小声で話し始めた。 「ねぇ、どうしよう。たぶんあのれいむげすだよ。ゆっくりできないよ…」 「でもこまってるのはほんとみたいよ。れいむはともかくおちびちゃんをほっとくのはとかいはじゃないわ…」 「じゃあとりあえず…ごにょごにょ」 「…そうね。そうしましょう」 「なにこそこそしゃべってるの!?なんだかれいむがゆっくりできないからやめてね!! それからはやくおちびちゃんたすけてね!!それがおわったられいむにもやさしくしてね!!」 イライラしながら二匹を見るれいむ。 一方赤ゆは「だ・・だれきゃ・・・たしゅけちぇよぉ・・・」順調にヤバくなっていた。 「うん、きめたよ!またせたねれいむ!!」 「ゆっ?やっとおわったの?じゃあゆっくりしないでさっさとおちびちゃんたすけてね!!!」 どうやら話し合いが終わったらしく、れいむの方に向き直る。そして… 「ご、ごめんね!ちょっとまりさたちだけじゃたすけるのはむずかしいからほかのゆっくりをよんでくるよ!」 「そうなの!まりさができるだけゆっくりしないでちかくにいるほかのゆっくりもつれてくるから!!」 そう言って、急いで振り返ってまりさが跳ねていった。ありすはそれを見送っている。 「な、なにいってるの・・・?」 親れいむは呆然としながらまりさの背中を見ている。 遠ざかるまりさの後ろ姿を呆然と見つめながら、でいぶの灰色の餡子脳は高速で動き出した。 どうしてしんぐるまざーのれいむをいますぐたすけてくれないの? ↓ まりさがなにかいってどこかにいったよ!・・・まさかにげたの!? ↓ こんなにかわいそうなれいむやおちびちゃんをたすけないなんて・・・ぜったいにゆるさないよ!!! 驚くべき思考展開である。並のゆっくりではこうはいかないだろう。 しんぐるまざーでいぶの餡子脳とゲスの身勝手さが生み出した奇跡の結論とも言える。 そして親れいむは少しうつむいた後、膨れた体を揺すって 「で…でいぶにやざじぐじないげずはじねぇ!!」 「ゆ゛っ!!!?」 思いっきりありすに向かって体当たりした。 「ゆ゛っ!ゆ゛っ!ゆ゛っ!!!・・・ゆ・・ゆっぐ・・・」 跳ね飛ばされたありすは少し転がって、地面に倒れこむ。 「あ、ありす!だいじょうぶ!!?どぼじでごんなひどいごどずるのぉぉぉ!!」 まりさが急いでありすの元に引き返して来た。いきなり仲間を攻撃されてご立腹だ。 「うるざいよ!!でいぶをみすてようとしたげすはでいぶがせいっさいっしてやるんだよ!!」 「なにいってるの!まりさたちは…」 「だまってね!こんなにかわいそうなおちびちゃんをほうっておくようなゆっくりのいうことなんてきかないよ!」 「ちゃんといってることきいてたの!?おちびちゃんたちはあとで…」 「もういいよ!げすはさっさとせいっさいっしてれいむはほかにたすけてくれるゆっくりをさがすよ! うそつきありすもさっさとにげるげすまりさもゆっくりせずにしんでね!!」 「・・・・・・」 「なにだまってるの?…ゆふふん、もしかしてはんっせいっしたの? もしれいむたちにいしゃりょうとしてあまあまたくさんくれるっていうならゆるしてあげてもいいよ!!」 「・・・ゆっ・・・ね・・・」 「ゆん?ぼさっとしないでね!ぐずはきらいだよ! あっ!ついでにかわいいれいむたちのどれいにしてあげてもいいよ!いっしょうけんめいつくしてね!!」 「ゆっくりせずにしぬのはおまえだぁぁぁぁ!!!」 「ゆ゛げっ!!!!?」 調子に乗って笑っていたれいむが、突然まりさに体当たりを食らって吹っ飛んだ。 「ぎゅっ、げっ、ゆげぇ!!!な゛・・・なに゛ずるのぉ゛・・・?」 れいむが吹っ飛ばされた先は・・・ 「おかーしゃん!たしゅけにきちぇくれたにょ?」 「まりしゃのはがゆっくちできなくなっちゃよ・・・なんとかちてぇ・・・」 「はやきゅかべしゃんなんとかしちぇれーみゅをたしゅけちぇね!!」 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っくちでき・・・にゃ・・い・・・」 我が子の傍。つまり噴水の中だった。赤ゆっくりたちと数十分ぶりの再会である。 赤ゆたちは自分を助けに来てくれたと思っているが、親れいむはそれどころではない。 慌ててどうなっているのか考えているところを、のっそりと野良まりさが上から覗き込んだ。 「ふん!げすでいぶはそこにいるのがおにあいだよ!」 「いきなりなにするの!?はやくたすけてね!!」 「たすけてあげるっていったのにころそうとしたのはそっちでしょ! そんなげすゆっくりも、そのこどもも、もうたすけてあげないよ!そこでそのままのたれじんでね!」 「わけわかんないこといわないでね!!にげたのはそっちでしょ!?」 「だからきいてないっていってるんだよ!わけわかんないのはそっちだよ、ばか!! まりさはほかのゆっくりをよぶっていったんだよ!! それをにげたとかいってまりさたちをころそうとするなんてなんなの?ばかなの!?しぬの!!?」 「ゆっ・・・ゆぐぅ・・でいぶは・・・でいぶは・・・」 完全に言い負かされたれいむ。ぐうの音も出ない。 れいむが知る由もないが基本的に公園に住む野良ゆっくりは皆、助け合いの精神で生きている。 賢い者だけが残ったここのゆっくりは、できるだけ外の物に頼らず暮らしていく事に決めたそうな。 物乞いであれ何であれ人間に関わらずに、草や虫だけを食べて目立たないようにひっそりと生きる公園ゆっくり達。 そして狭い世界で生きてゆく代わりに、同じ場所に住む仲間であれば困った時には助け合うのが決まりであった。 町の中だというのに一つの理想的な群れができていた貴重な例である。 れいむ一家が食べていたごはんにも、あまりにもやつれたまりさを哀れに思った他のゆっくりの差入れが混じっている。 もっとも外に出なかったれいむ達がそれに気づくわけも無く、他のゆっくりにれいむ達の存在が気づかれる訳もない。 一ヶ月という長い期間を公園で過ごしていても、よそから見ればれいむも赤ゆっくりも余所者同然だ。 そして結びつきが強いが故に、和を乱すものや自分勝手なゲスは許さない。 ましてや仲間を傷つける余所者など、彼らにとってはその場で死刑判決を受けてもおかしくない悪党だ。 普通ならゲスゆっくりだと確認した時点で関わらないのだがおちびちゃんを不憫に思ったのか、 それでも積極的に助けようとしたありすとまりさは心優しいゆっくりだったのだろう。 「もうれいむもこどももどうなろうがしらないよ! ほかのゆっくりにもぜったいにたすけないようにいっておくからわめかないでね!!」 が、愚かなれいむは勝手な思い込みで助けの糸を自ら断ち切った。 もしもしっかりと礼を言って助けを待っていたならばどうなっていただろうか。 今頃はおちびちゃんも助かり、もしかしたらこの公園に住むゆっくりとして仲間に入れてもらえたのかもしれない。 「ぞんなぁ!たずげでね!!でいぶはしんぐるまざーなんだよ!かわいぞうなんだよ!! あまあまはもういらないからとりあえずたすけてね!!どっかいかないでよぉぉぉ゛ぉ゛!!!」 「さわぐなっていってるでしょ!あんまりうるさいとせいさいするよ!!! もしありすがしんでたらみんなでいしでもなげてるところだよ!ころさないだけありがたくおもってね!!!」 「ゆぅぅぅ゛ぅ゛…」 「ゆんやぁぁぁぁ!どおちてたしゅけちぇくれないにょぉぉぉ!!?」 「いいきゃらげしゅまりしゃはしゃっしゃとれーみゅをここからだしちぇね!!」 「しょーだよ!!はやくしないとしぇーしゃいしゅりゅよ!!」 「…やっぱりげすのこどもはげすだね。たすけなくてよかったよ。 それじゃゆっくりしんでいってね!!!」 まあそれを考えるのも、もはや無駄なことである。 何をどう言おうと残った結果は一番にして確実な助けが無くなったという事だけ。 れいむ一家をゴミを見るような目で一瞥した後、まりさは去っていった。 「ありす!だいじょうぶ?やっぱりあんなげすに、はなしかけないようがよかったね…」 「い、いたいけどだいじょうぶよ。まさかげすゆっくりがあんないなかものだとはおもわなかったわ… これからはきをつけましょう。うぅ…いたくてゆっくりできない…」 二匹はあれこれと話しながらこの場を離れてゆく。 その姿をれいむ達が見ることはできない。助けを呼べども戻ってくる気配もない。 まりさの言う通りもうここには誰も近づかないだろう。 純粋な善意に対して、振り払うどころか唾を吐きつけるような真似をしたのだから当たり前なのだが。 「もうやぢゃおうちきゃえりちゃいよぉぉぉ!!!」 「ゆんやぁぁぁぁ!!ゆっくちできにゃいぃぃぃぃ!!!」 「まりしゃしゃまをゆっくちしゃしぇないげしゅはちぬんだじぇ!!しょれとあみゃあみゃよこしぇ!!」 「・・・だ・・れ・・・きゃ・・・・・・」 「おぢびぢゃん!?ばでぃざもどってきてね!!おちびちゃんをはやくゆっくりさせてね!! はやくしないと…ゆ゛ぁぁぁぁ゛ぁ゛!!!はやぐゆっぐりさせろぉぉ!ぐぞばでぃざぁぁぁ!!」 どれだけ叫ぼうとも、周囲からは嘲笑の声すらも起こらない。 それどころか飛び出す罵声によって、遠くで様子を見ていた他の公園ゆっくりからの印象はますます悪くなる。 「・・・やっぱりだめだね。あんなのたすけたらここがむちゃくちゃになっちゃうよ」 「そうだね。まりさたちもあんなのにからまれるなんてゆっくりできなくてかわいそうだよ」 「あとでいたわってあげようねー。でもあいつらどうやってここまでこれたんだろうね?わからないよー…」 「むきゅ、いままでみたことなかったしうわさにはきいてたけど、げすってほんとにゆっくりできないのね。 またひとつおべんきょうになったわ・・・これからはなにがあってもかかわらないようにしましょうね」 「「「「「ゆっくりりかいしたよ!!!」」」」」 そしてたった今、救助が来る可能性が完全にゼロになったようだ。 「「「ゆっくちしゃしぇちぇよぉぉぉぉ!!!」」」 それでも刻一刻と時間は過ぎていく。れいむ一家が溺死するまで、あと二時間。 ―――――――――― そして家族仲良く噴水に閉じ込められてから約一時間が経った。 「ゆぜー・・ゆぜー・・・あぢゅいぃ・・・」 「どおぢで…?だれきゃきゃわいしょうなれーみゅをたしゅけちぇよぉ…」 「まりしゃしゃまはゆっくちしたいんだじぇ…だれでもいいかりゃここかりゃだしゅんだじぇ…」 れいむ一家は順調に衰弱している。 「おそとにだしてっ!ぶっ!!ゆべぇ!!」 一応保護者の親れいむはと言うと、壁に体当たりして跳ね返され、見事な顔面着地を決めていた。 「いだいぃぃ゛ぃ゛!!!…ぼうだべ。でいぶづがれだよ…」 親れいむの全身は傷だらけになっていて醜い体に拍車がかかっている。 「…かべざんはやぐどいてね!でいぶはしんぐるまざーなんだよ!かわいぞうなんだよ!!!」 挙句の果てに壁に向かって罵倒し始めた。傍から見れば頭が心配になる光景だ。 一家はあの野良まりさが居なくなってから、まあ、それなりに脱出の努力をしていた。 最初の方は、出せ、助けろ、と罵声交じりの懇願を大きな声で繰り返していた。 しかし大声に耐えかねた公園のゆっくり達からだろう。石が噴水の中に一斉投擲され、黙らざるを得なくなった。 次に親れいむが自分だけでもまずはここから出ようと、跳ねて脱出を試みた。 が、しかし。悲しいかな、醜く膨れ上がったれいむは自分の全長程度すら跳ね上がれなかった。 普通なら楽々とは言えないもののなんとか出ることはできるのに、堕落した生活を送った結果がこれである。 今思えば親れいむが何も考えずに、すぐに噴水に飛び込まなかったのは正解だと言えよう。 まあれいむ自身はそこまで深く考えてなかっただろうし、結局こうなってしまったので全く意味は無かったのだが。 とにかく、根気の欠片も無いでいぶである親れいむはたった数回の挑戦でもう満身創痍になっていた。 「どぼじでかわいいでいぶがごんなめにぃ・・・」 できる事といえば噴水の中にある小さな影をなんとか見つけて休むことだけである。 いくられいむ達が嘆こうが、夏の暑い日差しはどんどんれいむ達の体力を奪っていく。 高温高熱は、饅頭にとっては水に並ぶ天敵だ。ましてや弱った赤ゆにとっては尚更キツイ。 「おか・・しゃ・・・もっちょ・・・ゆっきゅち・・ちた・・か・・・っちゃ・・・よ・・・」 「おぢびぢゃあぁ゛ぁ゛ん!!ゆっぐりしぢゃだめぇぇぇ!!!ゆっぐりじでよぉぉぉ゛ぉ゛!!!」 そしてとうとう、打ち所が悪く最も弱っていた赤れいむが今まさに息を引き取ろうとしていた。 親れいむも錯乱してもう何を言ってるのか分からない状態だ。 「れ、れーみゅちなないでぇ!」 「おねーしゃん!もっちょがんばっちぇね!」 「れーみゅ!ちんじゃったられーみゅのはをまりしゃにちょーらいにぇ!!」 「「どぼぢでじょんなひどいこちょいうにょぉぉぉ!!?」」 「もう・・だ・・・みぇ・・・」 「おぉぢぃびぃぢゃぁぁぁぁぁぁん!!!」 「誰だようっせーな。叫んでんじゃねーよ、暑苦しいんだよ・・・」 突然、叫ぶ一家に覆いかぶさるように影ができる。 見上げてみると、一人の少年が疎ましげにれいむたちを覗き込んでいた。 制服姿でカバンを背負っている所を見ると、どうやら学校帰りらしい。 「んー?ゆっくりか。っていうかデブッ!!」 「ゆっ!しつれいなこといわないでね!れいむおでぶじゃないよ!!」 出会い頭の辛辣な発言に、思わずムッとして言い返す親れいむ。 「いやいや、間違いなくデブいだろ。見るからにデブいだろ。でいぶなだけに。 あっ、でいぶってそういうことか?」 「う゛う゛う゛う゛う゛!!!でぶっでいうなぁぁぁぁ!!!」 ケラケラ笑う少年を見て、膨れた体を震わせて悔しがるれいむ。 何をしても醜いものだ。が、そんな様子を見て少年は少しスッキリしたらしい。 「で、こんなところで何してんの?噴水なんかで遊んでたら危ないぞ。 しかもなんかチビ死にかけてるけど、もしかしてそういう趣味か」 満足ついでに聞いてみる。この少年も相当暇なのだろうか。もしくは数少ない物好きか。 「そうだ、おちびちゃん!!おいくそじじい!れいむたちをたすけてね!!」 「れーみゅたちはきゃわいしょうにゃんだよ!」 「あとまりしゃしゃまのはをもとにもどしゅんだじぇ!!」 チャンスとばかりに命乞い(?)をする一家。事実、これを逃せばもう後は無いだろう。 「・・・?んー、まあよく分からんけど、とりあえず話してみな。聞くだけは聞いてやるよ」 ~饅頭説明中~ 「なるほど。つまり運悪くここに落ちた所を、ゲスが見捨てたせいでチビが死にそうだと」 「そうだよ!さっさとしてね!もうゆっくりしちゃいそうなんだよ!!」 要領を得ない説明をすること数分、ようやく現状を伝えきった親れいむ。 所々自分にとって都合がいいように脚色しているのはご愛嬌だ。 先ほどから死にかけの赤れいむはまだ痙攣している。死ぬ死ぬと言いながら存外にしぶとい。 「ふむ・・・なら、これをやろう」 そう言って少年がカバンから取り出したのは、指で摘める程度の小さなプラスチック容器。 いわゆるポーションタイプのそれを剥がし開けて、弱った赤れいむの上で傾けた。中から透明な液体が流れ落ちる。 「ゆ・・・ゆ・・・ゆっ!?」 「お、おちびちゃん?おちびちゃんになにしたの?」 「まあ見てろって」 流れ落ちた液体はそのまま赤れいむの口に入り、味わうように租借され、飲み込まれた。 「ゆっ・・ゆっ・・・ち、ち、ち、ちあわちぇー!!!」 「ゆっ!?おちびちゃんとってもげんきになったよぉぉぉ!!ゆっくりしていってね!!」 「れーむふっかちゅっしちゃよ!!ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!!」 「おー、ガムシロでも元気になるもんだなあ。流石ゆっくりだ」 「どうなっちぇるにょ?もしかしちぇしょれあみゃあみゃしゃん?」 「まりしゃしゃまにもちょーらいにぇ!ちょーらいにぇ!!!」 少年が与えたのはファミレスなんかに置いてあるガムシロップだった。 量にすればほんの少しだが、赤れいむにはそれで十分だったようだ。 元気を取り戻した赤れいむは今まで数えるほどしか味わったことの無い幸せに浸っている。 ほかの一家も喜ぶやら、急に復活してしあわせーっ状態になっているれいむを羨ましがるやら、様々だ。 「なきゃなきゃやくにたちゅじじいだにぇ!!」 「しょうだにぇ!!!とくべちゅにきゃわいいれーみゅがかんしゃちてあげちぇもいいよ!! 「ハッハッハ、そりゃどうも」 「ちゅぎはまりしゃしゃまのはをなおしゅんだじぇ!!あとあまあまちょーらいにぇ!!」 「いやー、悪いな。今手持ちそれしか無いんだわ。別に死にそうでもないんだから我慢してな」 「ゆがーん!やぢゃやぢゃ!!やきゅにたたにゃいくしょじじいはゆっくちちないでちにぇ!!」 「ハッハッハッハッハッ」 聞いていれば相当な罵声を浴びせられているのに、少年の表情は穏やかなままだった。 何をするわけでもなく笑って返答している。そんな少年の様子に、段々図に乗り始める饅頭一家。 「まったきゅ!ちょっとほめりゅとしゅぐちょーしにのりゅからじじいはいやだにぇ!!」 「いやいや、お前達ほどじゃないぞー」 「でみょれーみゅをたしゅけちぇくれたのはじじちゅだきゃらおれいにどれいにしちぇあげちぇもいいよ!!」 「そりゃ光栄だなあ。後ろ向きに考えとくよ」 流れるような少年の受け答え。 「じゃあさっそくここかられいむたちをだしてね!! そのあとはここにすんでるげすどもをせいっさいっしたあとじじいのおうちでかわれてあげるよ!!」 「あ、それはお断りします」 「かんげきちてちーちーもらしゅんじゃ・・・え?」 なので拒否の言葉もまた、即答だった。 呆然としたまま親れいむはもう一度繰り返す。 「よくきこえなかったよ?れいむたちはじじいにかわれてあげるっていってるんだよ?」 「ああ、ちゃんと聞こえてるよ。だからお断りっていっただろ?絶対に嫌だって言ったんだよ」 数秒、時が止まる。 「どぼじでぇぇぇ!?でいぶたちがどれいにしてあげるっていってるんだよぉぉぉ!!」 「れーみゅたちのめーれーをことわりゅなんちぇしちゅれいなどりぇいだにぇ!ぴゅんぴゅん!」 「ふじゃけたこちょいっちぇりゅとぴゅきゅーしゅりゅんだじぇ!!ぴゅきゅー!!」 「ゆわぁぁぁ、まりちゃかっきょいいよ!じじいはこわきゅちぇもちーちーもらちゃにゃいでにぇ!!」 そして一斉に騒ぎ立てる饅頭一家。この期に及んで己の立場が分かってないところが滑稽である。 「いやー。言っとくけど俺、お前らなんかに何言われても別に堪えないよ? もうすぐ死んじゃう負け犬…もとい負け饅頭がいくら吼えたって気にしないし」 「どういうこと?れいむたちまだまだげんきだよ!」 「れーみゅももうふっかちゅっちたんだよ!ばーきゃばーきゃ!!げらげらげら!!!」 尚も赤ゆっくりたちは憎たらしい口調で挑発してくるが、少年は鼻で笑って受け流す。 「あぁ馬鹿だからわかんないのか・・・ま、ついでだし教えといてあげよう。 いいかー。今日、お日様が沈み始める頃に、ここは水が一杯になって、お前達は溶けて死にます」 「「「「「・・・・・・ゆ゛っ?」」」」」 「だから、俺が引き上げないとお前らは近いうち溶けて死ぬんだって。 そんでもって俺はお前らを絶対に助けないから、死ぬことは確定してるわけ。理解したか?」 いたって気楽に少年は告げる。どことなく楽しそうだ。 「しょ、しょんにゃわけにゃいよ!!もうちょっとましにゃうそついてにぇ!!」 「まあ信じる信じないは勝手だけどな。お前らがいるところ見回してみろよ。 そこら辺湿ったり水溜り出来てたりしないか?それこそ元々水が溜まってるって証拠だ」 「ゆっ…?あっちには…おみじゅしゃん。むきょうは…おみじゅしゃん!?」 「ゆあぁぁ、ほんちょだ!にゃんでぇぇぇ!?」 「水が出始めたらお前らなんてあっという間に溺死するぞー。溶けて死ぬのとどっちが早いかな?」 親れいむの目線辺りの壁をコツコツ叩きながら少年は笑った。 ちなみに湿っているのは昨日の雨が残っているからである。 たとえそうであってもそれが一家にわかる訳が無いので、このまま少年は押し通すつもりのようだが。 「ぞ、ぞんなのじらないよぉぉぉ!どぼじでぞんなひどいごどずるのぉぉぉ!!?」 「それは今朝、断水が解除されたからだよ。まあ噴水が何かも知らないお前らにわかるわけないけど」 「おみじゅしゃんはゆっきゅちできにゃいぃぃぃ!!はやきゅたしゅけりょくしょじじぃぃぃぃ!!!」 「だから嫌だって。聞いてなかったの?馬鹿なの?死ぬの?いや、問われるまでもなく死ぬのか」 「おねーしゃんはたしゅけたのににゃんでここからだちてくれにゃいにょぉぉぉぉ!!?」 「しょーだじぇ!れーみゅをたしゅけたんだかりゃせめてまりしゃしゃまだけでもたしゅけりゅのじぇ!!」 「「「どぼぢぢぇじょんなこちょいうにょぉぉぉぉ!!?」」」 「うるしゃいんだじぇ!まりしゃしゃまはもっちょゆっくちしゅるしめいがあるのじぇ!!」 思わぬ裏切りに決裂する姉妹仲。相も変わらず少年は楽しそうだ。 「こんな状況で喧嘩とは余裕だなぁ。 それはともかく、なんでかと言われると・・・まあ面倒臭いからかねぇ」 「めんどくしゃい?どういうことにゃにょ?」 「いいか?無い知恵絞って良く考えてみろよ。 別にお前らの話を聞いても暇が潰れるだけで俺は特に損しない。 余ったガムシロ一個あげても、俺のカバンが少し空くだけでどうってことはない。 でも、ここでお前らを助けたらどうなる? 断じて飼う気なんて無いのに付きまとわれて、最悪潰した後の片付けをしなきゃならない。 そういうの面倒臭いだろ?だから遊ぶだけ遊んで放っておこうって最初から思ってたわけ。 つまらない一日にほど良い刺激が欲しかったのさ。そういう年頃なんだよ。わかる?」 「・・・・・・じゃ、じゃあれいむたちは」 「ぬか喜びご苦労様。助かったと勘違いして喜ぶお前らの滑稽な姿はとってもゆっくりできたよ!ありがとな!!」 ここに来て少年の表情はこれまでで一番の笑顔になる。 が、その笑顔は饅頭一家にとって全くゆっくりできないものだった。 「じじ・・・にんげんざん!おねがいじまず!!でいぶをだずげでぐだざい!!」 「何が何でも嫌だ。だって助けたら絶対調子に乗ってまた『れいむをかえ!くそじじい!』とか言うじゃん」 「いいばぜんがらおね゛がいじばず!でいぶたちいいごでずがら!いぎでるだげでじゅうぶんでずぅぅ!!」 「だからお前らの餡子脳なんて信用できないんだって。第一飼うならこの辺の野良拾ったほうがなんぼかマシだし」 「ゆぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!まだじにだぐないぃぃぃ゛ぃ゛!!!」 親れいむはショックのあまり、その場を転がりだした。醜く膨れた身体が揺れる揺れる。 「ゆきぃぃぃ!!きょれならちんだほうがまだよかっちゃよぉぉぉ!!!」 「おいおい、そんなこと言うなよ。家族と過ごせる時間を延ばしてやったんだからありがたく思わないと」 「くしょどれいはまりしゃだけでも・・・」 「まだ言ってるのか?だからお断りだって。特に頭が悪くて歯がボロボロの汚いゲスまりさだけは絶対ヤダ」 「ゆうぅぅ゛ぅ゛!!ばでぃぢゃぢゃまははがなくちぇもかっこいいんだじぇ!!きちゃにゃくないんだじぇぇ゛!!」 「そりゃ気のせいだ。世の中で格好良さの格付けしたら確実にお前は下から数えた方が早いよ。だって気持ち悪いし」 「ゆぴぃぃぃぃ!!きゃわいいれーみゅがにゃんでこんにゃめにぃぃぃ!!!」 「はいはい、可愛い可愛い。ついでにその臭い口閉じて黙って死んでくれればも~っと可愛い」 「もうどりぇいなんちぇいいましぇんかりゃたしゅけちぇくだしゃい!しょれとしょのあとかっちぇくだしゃい!! ひとりじゃゆっくちできないんでしゅ!このままじゃこじになっちゃうんでしゅ!れーみゅかわいしょうでしょ!?」 「心配するなって。ここで死ねば家族一緒に地獄に行けるから!独りじゃないぞ、良かったな!!」 「「「「ゆ・・ゆ・・・ゆんやぁぁぁぁぁ!!!!」」」」 一通り男との会話が終わった饅頭一家は、一匹残らず歯を食いしばって涙を流していた。 未だに確実に来るであろう死を認められないのだろうか。 もみ上げをピコピコさせたりと一応抵抗のようなものはしているがどれも全く力が篭っておらず、そして意味も無い。 少年はそんな一家を見ながら声を上げて笑った後、もう飽きたとでも言わんばかりに陽が出ている方向を向いた。 「さってと。ちょっと暗くなってきたか。六時まで…あと五分ってところだな」 その言葉を聞いてビクッとする饅頭一家。言葉の意味は判らずとも少年の雰囲気で終わりが近いと感じたようだ。 「じゃあでいぶ一家の諸君。精々あと少しのゆん生を謳歌しろよ!娯楽の提供ご苦労様!!」 最期に一家を見下ろし、鼻で笑って少年は去っていった。 五 「もうやじゃ…おうちきゃえりちゃいよぉ…」 「どぼぢちぇこんにゃめにあうんだじぇ…まりしゃしゃまはとっちぇもゆっくちちてりゅにょに…」 「だれきゃにゃんとかちてにぇ…きゃわいいれーみゅをゆっくちしゃしぇちぇにぇ…」 「ゆぅぅぅ゛ぅ゛!れーみゅをゆっくちしゃしぇれないやくたたじゅはみんなちにぇ!!」 尚も諦めずに助けを呼ぶゆっくりもいたが、何の反応も無い。 四 「ゆあぁぁ゛ぁ゛!!しにちゃくにゃい!しにちゃくにゃい!しにちゃくにゃいぃぃぃ!!!」 「こんにゃことになったにょもじぇんぶおかーしゃんにょしぇいだよ!!」 「おぢびぢゃんなにいっでるのぉぉぉ!!?おがーざんはがんばっで…」 「だまっちぇにぇ!!れーみゅたちをゆっくちしゃしぇれにゃいくしょおやはちにぇ!!」 過度のストレスからか、とうとう内輪揉めを始めた。ゲスの思考の行く末としては別におかしくないが。 三 「くやちかっちゃらまりしゃしゃまをここかりゃだしちぇみりゅんだじぇ!!」 「どーしぇできないんでちょ?おぉむにょーむにょー!!」 「ゆぐっ…ぐぐぐ…あんなにやざじぐじでやっだのに… ぼうゆるざないよ!!おばえらぜんいんごろじでやる!!」 「ゆっくちごろしのげしゅはゆっくちできにゃいんだよ! しょんなこちょもわしゅれたにょ?ばかにゃにょ?ちにゅにょ?」 「うるざいよ!おばえらざえいなげればいまごろおうぢでゆっぐりでぎるはずだったんだよ!! でいぶをばがにずるくそちびはじね!!ゆっぐりせずにじねぇぇ!!!」 そして親れいむが逆上した。どうやら自分の中で都合がいいように色々と記憶を改竄しているようだが。 二 「うろぢょろずるなぁぁぁ!!ぞごでじっどじでろ!づぶじでやる!!」 「のりょまなでいびゅにちゅぶしゃれるわけにゃいでちょ?にゃにいっちぇるにょ?」 「おみゃえみちゃいにゃでびゅなんかこわくにゃいんだじぇ!ゆっゆっゆっゆっ!!!」 「しょーだよ!!くやちかっちゃら『ボスッ!!』ゆ…? ゆぴぃぃぃ!いちゃいぃぃぃ!!でいびゅのちゅぶりゃなおめめがぁぁぁ!!!」 「れ、れーみゅ!?にゃんでいししゃんがおしょらをとんでくりゅにょぉ!?ゆっくちできにゃいぃぃぃ!!」 おそらく野良ゆっくりからであろう、何処からともなく投擲された石が赤れいむの目に見事に突き刺さった。 「にんげんさんにうそつくゆっくりはしね!!げすはおまえたちでしょぉぉ!?」 「おちついてまりさ!さっきかかわっちゃだめっていわれたばっかりじゃないの!!」 どうやら先ほどの会話もしっかり聞かれていたようだ。無論悪いのはれいむ達なので同情の余地は無い。 一 「ゆっゆっゆっゆ!ざまあみろくそでいぶ!ちびのくせになまいきなくちきくからこうなるんだよ!!」 「ゆぎぎぎぃ…!おやのくしぇにわらうにゃんてゆっくちできにゃいんだじぇ!こにょげしゅ!!」 「さきにいいだしたのはそっちでしょ! それにおまえみたいにはがなくてぶさいくなちびなんかしらないよ!ちかよらないでね!!」 「ゆんぎぃぃぃぃ!!まりしゃしゃまはぶしゃいくじゃないんだじぇぇぇぇ!!!」 ますます家族を扱き下ろすことに熱中するれいむ一家。見ていて醜い事この上ない。 が、ほんの少しの間だけでも死の恐怖を忘れる事ができるのだ。それを思えばこれも悪くないのかもしれなかった。 まあだからと言って、誰が助かって何が変わるわけでもないのだが。 ザアァァァァァ!!! 「ゆ゛っ!?つべだい!やだ!でいぶまだじにだぐないぃぃ!!!」 「「「「ゆんやぁぁぁ!?おみじゅしゃんふっちぇこにゃいでにぇぇぇ!!!」 「「「「「やべで(ぢ)ぇぇぇぇ!!!」」」」」 一家が溶けて全滅するまで、あと・・・・・・ ・あとがき ネタが、思い、つかない。 のでしばらく一読者に戻って充電しようかと思います。 安西先生…短いのが…書きたいです…… では、またいつか!…早く帰ってこられればいいなぁ。 小五ロリあき ・過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 412 僕と『あの子』とゴミ饅頭と ふたば系ゆっくりいじめ 446 俺とゲスと自業自得な餡子脳 ふたば系ゆっくりいじめ 460 弱虫まりさとほんとの勇気 ふたば系ゆっくりいじめ 484 ドスと理想と長の資格 前 ふたば系ゆっくりいじめ 494 ドスと理想と長の資格 後 ふたば系ゆっくりいじめ 514 僕とさくやとおぜうさま ふたば系ゆっくりいじめ 548 てんことれいむとフィーバーナイト 前編 ふたば系ゆっくりいじめ 559 てんことれいむとフィーバーナイト 後編 ふたば系ゆっくりいじめ 583 ゆっくりしたけりゃ余所へ行け ふたば系ゆっくりいじめ 599 はじめてのくじょ~少女奮闘中~ ふたば系ゆっくりいじめ 615 お兄さんは静かに暮らしたい ふたば系ゆっくりいじめ 659 よくあるお話 ふたば系ゆっくりいじめ 674 かわいいゆっくりが欲しいなら ふたば系ゆっくりいじめ 701 おうちは誰の物? ふたば系ゆっくりいじめ 789 ゆめみるれいむときゃっしゅさん ふたば系ゆっくりいじめ 790 ユクミン 前 ふたば系ゆっくりいじめ 855 ユクミン 後 ふたば系ゆっくりいじめ 877 常識を蹴り飛ばせ!! 小五ロリあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゲスはしんでとうぜん -- 2016-08-28 11 25 45 このままがしするまえにかぞく みんなでしねてよかったね! -- 2014-04-22 01 51 11 いい暇つぶしだったわー割とおもろい作品だった -- 2012-07-26 17 38 54 「さーって、噴水に水溜まっているかなーtなんじゃこりゃーーー!!!!」 てなってたと思う。 -- 2012-03-25 20 44 47 いいギャグありがとう、無様すぎて心の底から笑えたよww -- 2011-10-08 03 50 57 公園の掃除が必要だね -- 2010-12-18 21 16 39 罵倒を受け流せる辺り、中々心に余裕がある少年だね。ゆっくりできたよー -- 2010-12-02 17 28 57 男か少年か統一しようよ -- 2010-10-16 23 36 31 普通~善良の野良ゆがゲスに騙されて酷い目にあわなかったからゆっくりできたよ -- 2010-09-13 00 21 51 楽しませてもらいました。 -- 2010-07-22 15 07 47 爽やかな少年だわね。ゆ虐SSに登場する人間はゲス人間率が高いから、うんざりしていたのよ…。 でも、今回は少年のおかげでゆかりんゆっかりできたわ!! -- 2010-07-11 00 55 42